所蔵せるモノども
作業用時計としては不採用となってしまったチプカシ君はどうなった?「どなたでも出来る簡単な軽作業。時給応談」にでも使われているのか?はたまた引き出しの奥に眠っているのか? そうではない。 老父母の家に介護に行く時に腕に巻くようにしている。大工…
てなわけでチープカシオがやってきた、ヤアヤアヤア。 薄い、そして軽い。 測ってみるとたったの20g。 普段愛用のハミルトンの自動巻きは革ベルトで70gほど、その1/3もないのだから、いかに軽いかがわかる。実際、これだけ薄くて軽いと大袈裟ではなく着けて…
コロナ禍になる少し前の話だ。 相方が作業用に傷がついても気兼ねがない手軽な腕時計が欲しい、と言い出したのでチプカシを勧めておいた。ヨメが選んだのはテロリスト御用達80年代風デジタルやイマドキ風のユニセックスのではなく、レディース向けだがシンプ…
さてもう一つのヴィンテージ・アイテムはデニムのジャケット、いわゆるGジャンだ。 こいつを買ったのは先ほどのLeeよりも確かもう少しあとで、80年代半ばだったと思う。これまた世間的には価値などなかろう。それでも軽く30年である。特にSR500に乗ってた頃…
30年もののブルーのジャンパーを蔵出ししてきて羽織ってひとり悦に入っているコームテンのオッサンのブログ主である。 なんでもこういうことを「セルフ・ヴィンテージ」と呼ぶそうだ。わざわざ「セルフ」をつける意味がよくわからないが「ボロばかり着ている…
そもそも、工務店ジャンパーと嘲ったその口さがない友人は、私の父親が町の小さな工務店経営だと知っていてわざとそう馬鹿にしたのである。単なるお笑いのボケではなく、チクリとトゲが刺さり、そこにはいささかの毒が含まれている。 「豆腐屋のオッサンやん…
これは自分が若かりし頃、英国でひと月ほど過ごした折にロンドンの荘厳極まりないバーバリー本店で買い求めたものだ。出どころとしてはこれ以上の本家本元は考えられまい。 バーバリーロンドンでそのジャンパーを試着した自分の相手をしてくれたのはマーク・…
断捨離途中、奥の方からブルーのジャンパーが出てきた。 実はバーバリー製だったりする。 胸元にこれ見よがしのロゴマークの刺繍など何もない。裏地もよくある派手なベージュのアレではなく、濃紺に赤とグレーのラインのチェック。その裏地はウールで暖かく…
先日着なくなった衣服を整理した。 いわゆる断捨離というやつだ。それなら目が悪くてもできるだろう、と家人からゴミ袋を持たされてクローゼットの前に立った。クローゼットの中は衣服で溢れかえっている。それは何もブログ主がオシャレさんだからではない。…
当方、手間の掛かる機械というのはシトロエンだのドカだの初期のMacだのと慣れてはいるつもりだ。異音異臭水漏れオイル漏れ、立ち往生にフリーズ爆弾とトラブルに満ち満ちてきた。警告灯の一つや二つ、どこかで常に点いているのが当たり前な人生だった。 た…
"全自動"だ"全自動"だといっているが、自分は以前から電動ミルを使っていたから、挽いた粉をコーヒーメーカーに移し替える手間が省けるだけだ。毎回徹底的に掃除するとなると、節約した時間の数倍を使うことになり、わずかの”楽”に対して掛かる”面倒”が引き…
さてこの全自動うっかりコーヒーメーカー。豆が詰まるのは自分のお気に入りな豆との相性が悪かったと諦めもつくが、実はこいつで淹れたコーヒーの味に今ひとつ納得がいかない。まったく同じ豆を使っている我が旧友のハラッチ君の淹れたコーヒーの方が断然美…
うちの事務所には全自動のコーヒーメーカーがある。とあるライフスタイル提案型の雑貨店のプロデュースによるものだ。 マシンと一体型のミルで挽いた豆を移し換えることなく、ボタン一つでコーヒーが出来あがるのを"全自動"と称している。この商品の”売り”は…
我が床の間オーディオのスピーカー「目玉オヤジ」 そのサイズから真の重低音は出ない。 sigdesig.hatenablog.com 以前は夜間小音量などはトーンコントロールでこれを補っていたが、中華デジタルアンプはボリュームのみという潔さなので如何ともしがたい。 む…
欲しいけどいらん。 欲望はあるが、必要はない。 それは物質文明に決別を告げる尊い言葉である、と書いた。 では、この反対はどうなるだろうと考えた。
「欲しいけどいらん」 なにを訳のわからぬザレゴトを、、、と言われそうだが、 自己の物欲を冷徹に客観視した末に辿り着いた「金言」なのである。
バイクには超コンパクト機のGM5+超コンパクトズーム14-42+自動キャップ。 これでツーリングカメラは一応完結した。
真空管アンプが届いた。 おもむろに開封してみる。 こちらはさらに奥行きが小さく「ジタンの空箱」を二つ重ねた位。 真空管のタマの方も誠に小さい。 「親指トム」か「タミヤのパクトラカラー」の瓶ほどの大きさである。 (例えの方がマニアック過ぎてわから…
お歳暮に、高級品の焼き海苔などを戴くことがある。 それを食べている間は特段何とも思わないが、問題は食べ切ったあとだ。 普段愛用のニ○ニ○ノリなんかに戻すと、途端に不味くなった様に感じる。 この現象は「舌」だけでは無く、「耳」にも当てはまると今回…
バイクツーリングに好適なミラーレスカメラ、GM-5の話をしている。
ツーリングカメラを探し求めてきた。 単焦点レンズ、というものに巡り合った。 sigdesig.hatenablog.com しかし、バイクツーリングにはやや大仰という問題があった。 その問題に対する解、それはPanasonicの「GM5」 究極とも言えるほどの極小コンパクトミラ…
カバンのブランドマークが嫌でたまらず、その「緑のワニ」をマジックで黒く塗りつぶしたことがある。 そうしたらなんだか毛虫が張り付いている様になって自分でもゾゾとしてしまった。 ことほどさようにブランド鞄は好まない。 だからこのカバン、けっこう探…
電気ケトルが壊れた。 スイッチを入れてもパチンとすぐに戻る。 修理に出す様な価格のものでもないので買い換えようと思った。 ただし。。。
さてちょっと古いオリンパスPenに単焦点レンズを付けて遊んでいる。 sigdesig.hatenablog.com ボディに貼り革したりロゴシールを替えたりとカスタマイズして往年のPenにイメージを近づけてみた。昭和の我が家にもグレーのオリンパスペンがあったものだ。 確…
自分の中で「バイクの季節」は秋から初冬に移り掛けている。 ガシガシ走るばかりではなく、いい風景に出会ったらバイクを留めて味わい深い写真をジックリ撮る。 機能性一辺倒ではなく「風情と趣」を求める、 そんなバイクライフが五十代からの自分のスタイル…
Stylus-1は万能カメラである。機能の点では何も言うことはない。 sigdesig.hatenablog.com ただツーリングカメラとして使う上で気になることもある。
カーキ サブ クォーツ なんだやっぱりハミルトンか、このブランド小僧、と言われそうだが、”ダイバース・ウォッチ”で検索して上の要件に当てはまったものが結果的にこれだったのである。 ことの顛末はこうである。。。
次にめでたく我がバイクウォッチに就任したのはハミルトン・カーキ・メカ。自動巻でなければいいだろうと手巻きにした。 ザクッとした雰囲気が革ジャンにぴったりだ。時刻を合わせクリクリとゼンマイを巻いてはバイクにまたがっていたのである。ところが、、…
実はその時点で自分の普段使いの時計は「ハミルトン・カーキ」の自動巻きであった。TIMEXと並ぶミリタリーウォッチの始祖である。 あちらがランフォリンクスならこちらはアーケオプテリスといった関係である。 (適当そうなことをいっておりますが科学的根拠…
もう少し雨に強い物を、と次にCYMAのミリタリーを買った。英国空軍ご用達、とやらでブロードアローがついている。文字盤とナイロンベルトはブルーグレー。。。