完成品画像[模型]
デボワチーヌD510の原型D500は1930年、エミール・デボワチーヌがフランス空軍の単座戦闘機競争試作"C1プログラム"コンペに応募するため設計した機体です。 全金属製の片持式低翼単葉を採用、さらに沈頭鋲を採りいれ当時の戦闘機としては最先端のコンセプトを…
*注)約1500文字の記事です。長い文が苦手な方はキャプションや製作後記などを飛ばしてご覧ください。 ”烈風”は1944年5月に初飛行した海軍最後の艦上戦闘機です。同時期に初飛行した機体はグラマン・ベアキャット、ホーカー・フューリーなどです。 昭和17年…
1944年1月に初飛行した"紫電改"は"紫電21型"という正式名称が示す通り、前作の"紫電"を改良して作られた機体です。 設計が開始されたのは1943年が明けて間もない頃、"紫電"の初飛行の数日後でした。川西飛行機の設計陣は水上機”強風”から改造した"紫電"の問…
"紫電"は日本海軍の陸上局地戦闘機。初飛行は1942年12月、大晦日のことでした。 ライバルであるアメリカのF6Fヘルキャットの半年遅れ、同じ誉エンジンを搭載する陸軍四式戦闘機”疾風”よりは4ヶ月先んじています。試作開始からほぼ1年という短期間で初飛行で…
F6Fグラマン・ヘルキャットは1942年6月に初飛行しました。同時期に初飛行したのはホーカー・テンペスト、紫電などがあります。 2000馬力のP&W ダブルワスプ、F4Uコルセアと同じエンジンを搭載。胴体には巨大な燃料タンクが内蔵され、その上の高い位置に配置…
F4Uコルセアは米海軍の艦上戦闘機として1940年5月に初飛行しました。ホーカー・タイフーン、鍾馗などが同時期に初飛行しています。 ダブルワスプエンジンの2000馬力のパワーを余す所なく発揮する直径4mもの巨大なプロペラと着艦時の衝撃に耐える短く頑丈な主…
Macchi C202 "Folgore" マッキMC202フォルゴーレ(電光)は1940年8月に初飛行したイタリア空軍の戦闘機です。 MC200サエッタの空冷星型エンジンをドイツの液冷V型DB601に換装。端的に言えばメッサーシュミットBf109Eの心臓を移植した機体でした。 これにより8…
Macchi C200 "Saetta" 第二次世界大戦前夜、Bf109、スピットファイアなど全金属製の低翼単葉引込み脚の新鋭戦闘機に刺激され、イタリア空軍が計画した戦闘機競争試作計画「R」で最優秀となったのが本機、MC200サエッタ(稲妻)です。 初飛行はF4Fワイルドキ…
零戦52型は1943年8月に初飛行しました。この後52甲,52乙,52丙と続く零戦最大生産数の型式となります。 長砲身高初速の改良型20mm機銃を搭載。格闘性能よりも速度、武装を重視しました。 主翼を32型同様の11mに短縮し翼端を円形に整形。外観上も性能上も最大…
ここ最近の完成品の中でめぼしいものをピックアップしてみたのだけれど「めぼしいもの」と限定するとかなり数が減ってしまうのが悲しい現状。全部載せれば良いようなものだけれど、自分が「めぼしい」と思っていないと写真をとらないので残っていない。 展示…