sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

雑 想

網膜が弱い

少し更新が遠のいていますが、それにはやっぱり訳があって、、、というお話を今回はさせていただくのでございます。 この夏の出来事。急に右眼にゴミクズの様なものが浮かんで見える様になった。今は福祉関係のお手伝いもしていて、そのストレスや疲労が目に…

カンコンソーサイ?

自分で仕立てた冠婚葬祭用の時計を得て、安心しているブログ主であった。 これでソーシキでもケッコンシキでも何でも来い、である。 ところが、ところが・・・ 老父母が家族葬にしたいと言い出した。 聞けば、親戚や知人が次々病気になったり亡くなったりし…

腕時計いらず

こうやって腕時計の話をしていると、 いや、そもそも腕時計なんて今の世の中必要ないでしょ!という人が必ず現れる。そして言う「駅でも会社でもPC画面でも時計なんかどこにでもある。なければスマホ見りゃいいんすよ!」 ナルホド、そう言われればもっとも…

チプカシの人あたり

作業用時計としては不採用となってしまったチプカシ君はどうなった?「どなたでも出来る簡単な軽作業。時給応談」にでも使われているのか?はたまた引き出しの奥に眠っているのか? そうではない。 老父母の家に介護に行く時に腕に巻くようにしている。大工…

Seiko5は地上の星である

さて奥方のSEIKO 5、つらつら眺めるだに「これイイよなぁ」となっていた。 機械式時計ならではの重厚さと有機的なメカニカル感。加えてSEIKOの信頼性と安心感。実にオーソドックスで外連味がない。金属ベルトは昭和感が残るが本体の質感は上々。革ベルトに変…

冠婚葬祭用メカニカル

自分の相方同様、腕時計はチプカシやG-SHOCKで押し通すという人も多かろう。時代はミニマル、ライト感覚である。因習や一時的なトレンドやらに踊らされる事なく、無理しない自然体なスタイルは好ましく思える。21世紀的人間合理主義とでもいうべきか。 しか…

電波ソーラーの罠

さて一方、相方は軽くて気兼ねのない所が気に入ってチプカシばかりする様になる。メインの国産ブランドの腕時計はコロナ禍という事もあり、タンスの上で埃をかぶったままいつの間にか止まってしまっていた。 メンテフリーの電波ソーラーが、である。通常は室…

作業用時計に求めるもの

てなわけでチープカシオがやってきた、ヤアヤアヤア。 薄い、そして軽い。 測ってみるとたったの20g。 普段愛用のハミルトンの自動巻きは革ベルトで70gほど、その1/3もないのだから、いかに軽いかがわかる。実際、これだけ薄くて軽いと大袈裟ではなく着けて…

チプカシの魔力

コロナ禍になる少し前の話だ。 相方が作業用に傷がついても気兼ねがない手軽な腕時計が欲しい、と言い出したのでチプカシを勧めておいた。ヨメが選んだのはテロリスト御用達80年代風デジタルやイマドキ風のユニセックスのではなく、レディース向けだがシンプ…

Carplay総括2 「ドライバーの良識」

現時点でのCarPlay 結論を言えば、得られる 利便性はさほど高くない、と思う。 機器の入れ替えや接続の面倒くささは別にしても、である。 マップ画面がデカイ、と最初喜んだが、実際使ってみると地図が横に広くなった所でさして役に立つ訳でもない。運転中に…

Carplay 総括1 「ユーザーインターフェイス」

この半年間、CarPlayを使って思ったことがある。 どうもこう、UIのナチュラルさに欠ける。 ユーザーエクスペリエンスを第一に考えるAppleが開発したにしては生硬で、ワクワク感に欠け、なんというか心惹かれない・・・最近のAppleのプロダクツに共通して言え…

まあ、そんなこんなで今の趣味はカラオケアプリである。 おっさんくさい、暗い、ひきこもり、なんと言われても本人いたってご満悦だ。 第一に、大きな声を出して唄うと気持ちいい。ストレス解消になる。 ブログ主の住処はやや猥雑な地域に位置する。繁華街と…

なるべく目を使わない趣味

目の病気を患ってからは「なるべく目を使わない趣味」を模索していると書いた。幸い三回におよんだキョーフの高額眼球注射の効果はありそうだが、この先も眼の酷使を続ければ再発の恐れは十分にある。常軌を逸した細密なプラモ作りなんてのは肺癌患者がハバ…

セルフ・ヴィンテージ その2

さてもう一つのヴィンテージ・アイテムはデニムのジャケット、いわゆるGジャンだ。 こいつを買ったのは先ほどのLeeよりも確かもう少しあとで、80年代半ばだったと思う。これまた世間的には価値などなかろう。それでも軽く30年である。特にSR500に乗ってた頃…

セルフ・ヴィンテージ

30年もののブルーのジャンパーを蔵出ししてきて羽織ってひとり悦に入っているコームテンのオッサンのブログ主である。 なんでもこういうことを「セルフ・ヴィンテージ」と呼ぶそうだ。わざわざ「セルフ」をつける意味がよくわからないが「ボロばかり着ている…

ブルーのジャンパー その3

そもそも、工務店ジャンパーと嘲ったその口さがない友人は、私の父親が町の小さな工務店経営だと知っていてわざとそう馬鹿にしたのである。単なるお笑いのボケではなく、チクリとトゲが刺さり、そこにはいささかの毒が含まれている。 「豆腐屋のオッサンやん…

ブルーのジャンパー その2

これは自分が若かりし頃、英国でひと月ほど過ごした折にロンドンの荘厳極まりないバーバリー本店で買い求めたものだ。出どころとしてはこれ以上の本家本元は考えられまい。 バーバリーロンドンでそのジャンパーを試着した自分の相手をしてくれたのはマーク・…

ブルーのジャンパー

断捨離途中、奥の方からブルーのジャンパーが出てきた。 実はバーバリー製だったりする。 胸元にこれ見よがしのロゴマークの刺繍など何もない。裏地もよくある派手なベージュのアレではなく、濃紺に赤とグレーのラインのチェック。その裏地はウールで暖かく…

断捨る

先日着なくなった衣服を整理した。 いわゆる断捨離というやつだ。それなら目が悪くてもできるだろう、と家人からゴミ袋を持たされてクローゼットの前に立った。クローゼットの中は衣服で溢れかえっている。それは何もブログ主がオシャレさんだからではない。…

眼にチュー

ご無沙汰しております。 ちょっと眼の病いが悪化してきてとてもバイクや模型どころではなくなって参りまして・・・そこで大学病院で眼球にチューシャとあいなったのですが・・・この注射、一本がキャバクラのヘネシー並みの目が飛び出すほどの値段だったので…

ビスマルク追撃戦

ドイツの戦艦"ビスマルク"はグリーンランドの海峡にて英戦艦"フッド"を轟沈、"プリンス・オブ・ウエールズ"を撃破する大戦果を挙げた。 ビスケー湾目指し離脱する"ビスマルク" 追撃する英国艦隊は船足の遅い"ロドネイ"が加わって速度を上げられない。 しかし…

独眼流

もう何度目かの再発で右目の調子が相変わらずよろしくなく、しばらくおやすみを頂いていた。右目の像だけが歪むので立体感、遠近感が狂う。ピントが合わないから液晶画面が非常につらくパソコン、スマホなどを長く見続けられない。 エクセルを使っての事務作…

「モラトリアムの彼岸から」デボワチーヌD510 エピローグ

今回、デボワチーヌD510を作っている間中いつも脳裏に浮かんでいたのは、このキットを買って作り始めた二十歳前後の学生時代の"とある風景"だった。 それはいつも決まって学校の円い図書館の前の中庭で、授業が終わるとピロティのスロープを降りて掲示板を見…

見た目薬

目の腫れの話題が続いて恐縮のブログ主である。 さて、普通は目が腫れたらハズキルーペを掛けたりロールスクリーンを吊ったりする前に目薬をさすだろう、と言われた。いやその通り。実際目薬をさしたわけです。目が疲れやすいこともあって常用の目薬は常に1~…

ブルーライト ゆれてあなたの腕の中

さてさて、そう休んでばかりもいられない。仕事とあらば資料と首っ引きでPCのエクセル画面を見続けなければならぬこともある。事務所は南向きで明るいのは結構なことなのだが、デスクも南向きなのでPCのディスプレイが逆光になって大変まぶしい。 今は日中高…

目の保養

右目の痛みが出てから数日は眼に不要な負担を掛けないようにしていた。腫れが出ているので眼科医にも行きにくい。そう言えばストレスがいけないから出来るだけリラックスなさいと言われている。ストレス発散リラックス、と言えばモンスターにまたがって志賀…

再び三たび、眼のトラブル

再発した。しやがったとでも言うべきか… 一時期は水が引いて調子も良く、眼科医にも一旦お薬は止めて様子を見ましょうと言われていたのだが… sigdesig.hatenablog.com 紫電紫電改と立て続けにプラモデルに米粒状の数字を描いていたらまたぞろ右目の視界が歪…

中心性漿液性網膜脈絡症

ちゅーしんせーしょーえきせーもーまくみゃくらくしょー こんな早口言葉かお経かわからないような単語がすらすらと出てくるのだからお医者さまとは全く頭のいい人なのだと感服した。自分よりも少し年上の優しそうな目をした眼科医師は、検査結果を見て冒頭の…

接触8割削減と自転車のパンク

緊急事態宣言を受け、自分の属する業界も営業を縮小するところが出てきた。3Kならともかく3密には程遠い業態だが、通勤など社会全体に与える影響を考えての事だろう。現場に臨むべき営業担当がリモートワークでは何かと不都合はあるはずで、企業としても苦し…

黄昏の絵画たち

「近代絵画に描かれた夕日・夕景」という展示を見てきた。神戸は六甲アイランド、小磯記念美術館。 小磯良平が神戸の人だったとは。。。不勉強の極みだ。美術館の敷地の真ん中に小磯良平の自宅が移築されていて、内部に再現されたアトリエを見ることができる…