sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

2020-07-01から1ヶ月間の記事一覧

紫電-3「エンジンあるところに排気管あり」アオシマ1/72製作記

まこと栄光の影に数知れぬ戦闘機の姿があった。 命をかけて歴史をつくった影の飛行機たち。だが人よ、名を問うなかれ。 闇に生まれ、闇に消える、それが戦闘機の定めなのだ。 紫電!お前を斬る! エンジン 排気管 エンジン 旧版とリニューアル版のエンジンの…

紫電-2「紫の下ごしらえ」アオシマ1/72製作記

国籍マーク・スジボリ・リベット コクピット パイロットの新旧比較。 国籍マーク・スジボリ・リベット 前回苦労した国籍マークのケガキをパーツの段階でやっておく。 こんな作り方したのは生まれて初めてだ。 せや、ついでやさかい筋彫りもリベットも片付け…

紫電-1「アオシマの良心」アオシマ1/72製作記

パーツ エンジン コクピット パイロット 仮組み それではアオシマの1/72紫電11型甲の製作に入ろう。 実はこのキット、発売後十数年ほどたった頃だったかに一度リニューアルされている。紫電改のカウリング形状にやや致命的なミスがあって、そちらの改訂に合…

「Why Aoshima?」紫電11型 序章

零戦、コルセア、ヘルキャットと続いた”お気楽ナナニイ筆塗りシリーズ”である。次はワイルドキャットとも思ったが青い機体に星のマークばかりも飽きがきた。ヘルキャットのライバルといえば戦場では零戦52型、ではあるものの登場時期、性能、規模などを考え…

甘酸っぱい青島の思い出

青春ではなく青島です。都知事のじゃなくて事件は現場で起きてんだの刑事でもなくてプラモデルのアオシマ、です。 自分がプラモデルを作り始めた1960~70年代前半は電動可動全盛期であった。戦車も車もモーターかゼンマイでビューンと走ってはタンスに激突し…

中心性漿液性網膜脈絡症

ちゅーしんせーしょーえきせーもーまくみゃくらくしょー こんな早口言葉かお経かわからないような単語がすらすらと出てくるのだからお医者さまとは全く頭のいい人なのだと感服した。自分よりも少し年上の優しそうな目をした眼科医師は、検査結果を見て冒頭の…

南太平洋の覇者

完成したヘルキャットを南太平洋で戦ったライバル達と並べてみよう。 同陣営のライバル比較 チャンスボード社の野心 京都竹屋町通り西入ル 蔵万鉄工所 零戦52型との比較。 同陣営のライバル比較 初飛行はコルセアが二年も先。ところが野心的な設計が仇となっ…