sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

2023-01-01から1ヶ月間の記事一覧

SEIKO 5_その3「機械仕掛けの星」

50年前のSEIKO 5を手に入れた。 まずは機械が正常に稼働するかテストだ。手に持って2分ほどゆっくり振ってやる。 そう、このSEIKO 5、リュウズでの手巻きに対応していない。自動巻の手巻き機構は複雑でキャリパーにも負担が大きいらしい。コスト、信頼性の観…

SEIKO 5_その2「掘りおこした地上の星」

SEIKO 5、いーよなぁ、欲しーなぁ・・・とぼんやり考えながらネットをウロついてたら・・・ オークションサイトなどで中古のSEIKO 5というものに行き当たった。棒に当たれば犬も歩く、のことわざ通りである。なんと千円代くらいから手に入る。そらまあ傷だら…

SEIKO 5_その1「地上の星を求めて」

さて、話題をSEIKO 5に戻す。 この先、自分も相方同様、喪主になりそうな案件が控えている、とは以前にも書いた通り。 現在の冠婚葬祭用時計はスイス製の有名ブランド時計である。フォーマルスーツに合う時計は今では自分はこれくらいしか持っていない。(ハ…

腕時計いらず

こうやって腕時計の話をしていると、 いや、そもそも腕時計なんて今の世の中必要ないでしょ!という人が必ず現れる。そして言う「駅でも会社でもPC画面でも時計なんかどこにでもある。なければスマホ見りゃいいんすよ!」 ナルホド、そう言われればもっとも…

チプカシの人あたり

作業用時計としては不採用となってしまったチプカシ君はどうなった?「どなたでも出来る簡単な軽作業。時給応談」にでも使われているのか?はたまた引き出しの奥に眠っているのか? そうではない。 老父母の家に介護に行く時に腕に巻くようにしている。大工…

Seiko5は地上の星である

さて奥方のSEIKO 5、つらつら眺めるだに「これイイよなぁ」となっていた。 機械式時計ならではの重厚さと有機的なメカニカル感。加えてSEIKOの信頼性と安心感。実にオーソドックスで外連味がない。金属ベルトは昭和感が残るが本体の質感は上々。革ベルトに変…