sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

2021-01-01から1年間の記事一覧

ラッカー廃止令

歳も歳なので模型関係も断捨離を進めていこうと思っている。目の病気のことを考えると、この先、模型は出来たとしてもハイレベルなものは難しいと思う。(もともとハイレベルではなかろう、という点は一旦置くとして)1/72アクリルガッシュ筆塗りでのお気楽…

セルフ・ヴィンテージ その2

さてもう一つのヴィンテージ・アイテムはデニムのジャケット、いわゆるGジャンだ。 こいつを買ったのは先ほどのLeeよりも確かもう少しあとで、80年代半ばだったと思う。これまた世間的には価値などなかろう。それでも軽く30年である。特にSR500に乗ってた頃…

セルフ・ヴィンテージ

30年もののブルーのジャンパーを蔵出ししてきて羽織ってひとり悦に入っているコームテンのオッサンのブログ主である。 なんでもこういうことを「セルフ・ヴィンテージ」と呼ぶそうだ。わざわざ「セルフ」をつける意味がよくわからないが「ボロばかり着ている…

ブルーのジャンパー その3

そもそも、工務店ジャンパーと嘲ったその口さがない友人は、私の父親が町の小さな工務店経営だと知っていてわざとそう馬鹿にしたのである。単なるお笑いのボケではなく、チクリとトゲが刺さり、そこにはいささかの毒が含まれている。 「豆腐屋のオッサンやん…

ブルーのジャンパー その2

これは自分が若かりし頃、英国でひと月ほど過ごした折にロンドンの荘厳極まりないバーバリー本店で買い求めたものだ。出どころとしてはこれ以上の本家本元は考えられまい。 バーバリーロンドンでそのジャンパーを試着した自分の相手をしてくれたのはマーク・…

ブルーのジャンパー

断捨離途中、奥の方からブルーのジャンパーが出てきた。 実はバーバリー製だったりする。 胸元にこれ見よがしのロゴマークの刺繍など何もない。裏地もよくある派手なベージュのアレではなく、濃紺に赤とグレーのラインのチェック。その裏地はウールで暖かく…

断捨る

先日着なくなった衣服を整理した。 いわゆる断捨離というやつだ。それなら目が悪くてもできるだろう、と家人からゴミ袋を持たされてクローゼットの前に立った。クローゼットの中は衣服で溢れかえっている。それは何もブログ主がオシャレさんだからではない。…

秋走る

ウルトラ成分入りの注射のご利益があったのかなかったのか、なんとなく目の調子が良くなったような気がしないでもない、と言ってもやぶさかではなさそうな塩梅であるのかもしれない。よう知らんけど。 となると途端にバイクに乗って走り出してしまうのだから…

眼にチュー

ご無沙汰しております。 ちょっと眼の病いが悪化してきてとてもバイクや模型どころではなくなって参りまして・・・そこで大学病院で眼球にチューシャとあいなったのですが・・・この注射、一本がキャバクラのヘネシー並みの目が飛び出すほどの値段だったので…

ビスマルク追撃戦

ドイツの戦艦"ビスマルク"はグリーンランドの海峡にて英戦艦"フッド"を轟沈、"プリンス・オブ・ウエールズ"を撃破する大戦果を挙げた。 ビスケー湾目指し離脱する"ビスマルク" 追撃する英国艦隊は船足の遅い"ロドネイ"が加わって速度を上げられない。 しかし…

「模型かフィギュアかオマケか」 その2

ロドネイとキング・ジョージ5世が並んだ。 次はおもむろにビスマルクを取り出す。 しかしこのフルタ製ビスマルクについては残念ながらイマイチな印象と言わざるを得ない。チョビヒゲの小男的には髪振り乱して「Nein! ナイン!ナ〜〜インッ!!」と否定したくな…

「模型かフィギュアかオマケか」その1

“ロドネイ”が出来たら次は“キング・ジョージ5世”が欲しくなる。それがまっとうな人間というものである。そして“ロドネイ”,“キング・ジョージ5世”とくれば「ビスマルク追撃戦」を再現しよう、という考えに至る。それが正統なジェントルマンというものである。…

モノアイ モデラー

片目がきかないモノアイ状態ではたしてプラモデルは作れるか? まずは試してみよう。 作りかけの1/48の英国の軍用車両を引っ張り出してきた。 最初にパーツを切り離す。これからしてが難儀である。遠近感がないのでランナーと部品の間にニッパーをうまく割り…

独眼流

もう何度目かの再発で右目の調子が相変わらずよろしくなく、しばらくおやすみを頂いていた。右目の像だけが歪むので立体感、遠近感が狂う。ピントが合わないから液晶画面が非常につらくパソコン、スマホなどを長く見続けられない。 エクセルを使っての事務作…

日暮し

ひぐらし

しばらくお休み

目の調子が良くないのでしばらくブログ更新をお休みいたします。

恐怖の自立ETC装置の末路

秘密裏に進めていた「恐怖の自立ETC装置」によるインターチェンジ突破作戦。 モバイルバッテリーとの相性テストとなってシートをしょっちゅう取り外すのだが、シート下は少し走っただけでもかなり高温になっていると気づいてしまった。梅雨の最中なのに34度…

モバイルバッテリーの怪

梅雨はまだまだ開けない。中休みなのか中だるみなのかなんだか知らないが、少し雨が降らない日があったので、モンスターを始動する。モバイルETC(エトセトラ)での官憲ゲート突破を試そうという魂胆。今回は始動直後からミスターエトセトラのスイッチを入れ…

ドライブレコーダーテスト

モバイルETC(エトセトラ)による公権力突破実験は未遂に終わった。ウィンカーだのカウルだのとちょっとしたマイナートラブルが続いたからだが、ひょっとするとあれは当局のエージェントによる陰謀かもしれない、と考えを巡らせているブログ主である…アホカイナ。 …

マイナートラブルに阻まれて

さて改造手術によりモバイルバッテリー化したドライブレコーダー、エトセトラ(ETC)を手にいれたカゲキ派残党sigである。 モバイルバッテリーの隣が発熱大魔王であるレギュレーターなのでシート下に熱抜き穴まであけて準備万端だ。 「こんちくしょう、権力の…

Stand alone Drive Recorder,etc

さっそくSADR(勝手に名付けた)Stand Alone Drive Recorder=自立型ドライブレコーダーを配線工作してみた。 配線といってもモバイルバッテリーにUSBを挿すだけである。しかしこれではレコーダーが常時回りっぱなしになる。休憩時や食事の間は無駄だから止め…

1mmアンペアの負担も掛けない

モンスターから取っ払った電装品は以下の通り、 PPS デジタル電圧メーター トリクル充電器端子 スマホ用ワイヤレス充電器 ドライブレコーダー ETC PPS "フィルター効果が余分なノイズをカット。蓄電機能で迷走電流を一時的に蓄電し、電気が不足する時に不足…

電装品の断捨離

「あんまり構ってくれないもんだから、ちょっとスネてみただけヨ」モンスターとしては そう言いたかったところだろうか。 「これからはマメに相手してやっからよぉ」 などとお散歩ツー以下のチョコマカ乗りでご機嫌をとるのにかまけているブログ主である。 …

モンスターの余命

それにしてもメカニック氏には感謝する。よくぞ見つけてくださった。さすがである。 チラ見しただけで「アこりゃたぶんコンピューターだね。修理?無理無理、バイク買い換えた方が早いよ」なんてそこいらのバイク屋で普通に交わされている会話だろう。 「コ…

モンスターの帰還

モンスター始動不良の原因究明。 メカニック氏が少なくともこれくらいはかかる、といった期間がそろそろ終わる。なれどお沙汰はない。急かすつもりは全くないのだが、長く掛かるのはあまり良い兆候とはいえない。少なくとも「○○替えたら一発で治ったー!」っ…

オートバイが好き、モンスターが好き

「ハードボイルドが好きなんじゃない、フィリップ・マーロウが好きなんだ」 という言葉がある。 その伝でいけばこういう問い掛けも出てくるだろう。 「オートバイが好きなのか?それともモンスターが好きなのか?」 ふと、自分を振り返る。 自分のモンスター…

モンスターがいない

モンスターがいなくなった。 ガレージには小さなスクーター、ヤマハ・ビーノがポツンと残されている。その様子が、空っぽになったトラの檻の前で不思議そうに首をひねっているリスザルみたいに見えて可笑しい。 笑ってばかりもいられない。 その間に決めてお…

モンスター、入院

モンスター始動セズ、 の報を受けたショップのメカはすぐに駆けつけてくれた。 セルを回す、が掛からない、そぶりもない。を実演し再度、症状や近況などを伝える。 メカニック氏は冷静に、 「調べないとなんともですが、やはり電気系。回路かリレーか、、」 …

モンスター、起動セズ

それは春が春めいてきたある春の日のこと、ぬくぬくとした陽射しに誘い出されたブログ主は、ようやく冬眠から覚めたヤマネズミの様な顔をして、薄暗いガレージでとぐろを巻いていたドカティ・モンスターM800の黒い車体を外へと引き出した。 キーホールにキー…

ニューポールNiD622-3「工房イスパノ・スイザ」エレール1/72 製作記

netで拾ってきた側面図などを参考に… リベットを打つべし。 リベットはテンプレートを使う。 定規を使っていてもヘロヘロに曲がるのはナゼだ? う〜ん。凹リベットで実際とは逆なのは仕方ないが… 一個一個のリベットを球状のリューターで掘り込んでみる。フ…