2020-01-01から1年間の記事一覧
どうもモンスターのウインカーが変だ。高速でジジジ、ジ、ジと死にかけのホタルみたいな妙な点滅をする。下道では通常に復するから再現性はない。前後のバルブをチェックしたが問題ナシ。はてな? とりあえずバッテリーを交換することにした。前回からは丸3…
1944年1月に初飛行した"紫電改"は"紫電21型"という正式名称が示す通り、前作の"紫電"を改良して作られた機体です。 設計が開始されたのは1943年が明けて間もない頃、"紫電"の初飛行の数日後でした。川西飛行機の設計陣は水上機”強風”から改造した"紫電"の問…
さあラストスパートをかけよう。 黄橙色で味方識別帯を入れる。ここもケガキ線に沿ってフリーハンド筆塗りするのは、味とかではなくマスキングテープに弱いガッシュゆえのこと。むろん一発で決まるわけもないから修正前提。直線部は真横から片目ですかして見…
気を取り直して次いこう次。次は尾翼の機番。白フチと違って機番は既に紫電で経験を積んでいる。臆することはない…と自分に言い聞かせるブログ主…最近独り言が増えた… 字体が似ているテンプレートがあったので使ってみる。それをお手本に何度かフリーハンド…
次は胴体ヒノマルの中の大きな機番。 下書き 筆入れ これは343航空隊特有のマーキングで、空戦中に無線で連携を取る時に識別しやすくするためのもの。 このヒノマル機番は整備兵の手描きとわかる応急的なものだ。塗装図を見ながらトレーシングペーパーにフリ…
さあそれではいよいよ、筆塗りの難所"マーキングの関門"に参ろう。 白抜き 備忘録レシピ ヒノマルの白 備忘録レシピ ヒノマルの赤 まずはヒノマルから。 白抜き 日の丸、識別帯部分を白く抜く。 紫電の時は濃緑色の上に直接日の丸レッドを塗って色が乗らずに…
塗装 仕切り直し。 アクリルガッシュ薄塗り工程 リキテックスでグラデーション ウェザリング 湯上りサッパリ紫電改。このあとスジボリに残った塗料を一本一本針でケガいて落とす、という実にチマチマした作業が…ぐへえ、、何もかも捨ててバイクで旅に出たく…
では塗装の段。 アクリルガッシュ薄塗り1回目 リキテックスでグラデーション1回目 やり直し 下面塗装、紫電改は終戦間際なので無塗装銀で問題なかろう。紫電と同時に片付けた。水性筆塗りに迷える子羊にとって「ファレホメカカラーの銀」は福音のお告げ。 ア…
さて組んでいこう。 コクピット他 機体組み立て キャノピー キャノピーと胴体の隙間 コクピット他 アオシマの挑発に乗ってメーターの目盛りをそれっぽく塗ってみた。完成したら金輪際見えなくなるのでここで自慢しておく、という不純な魂胆のブログ主である…
本日は模型クラブの展示会。今年はコロナで仲間内だけの内覧会となり今年のお気楽ナナニイをお披露目してきました。小汚ねえ手塗りのナナニイを6機も持ち込んだなあどこのどいつだーッとのお怒りを堪えて温かく迎えていただき恐縮です。失礼シマシター。 さ…
”紫電”が完成した。ロールアウトミュージックにプリンスの”パープル・レイン”をチョイスして首をひねっている相変わらずのブログ主である。ラストのギターソロとプリンスのハイトーンが泣けるねぇ。 sigdesig.hatenablog.com ”紫電”と言えば”紫電改”、この二…
久々に休みの日に半日の時間が取れた。 模型ばかり作ってると肩が凝っていけない、バイクに乗ろう。 例年ならこの時期は丹波に黒大豆の枝豆を買いに行く。あの辺りを走っていると道沿いに直売している畑がある。そこで枝ごと沢山買ってバイクのシートにくく…
"紫電"は日本海軍の陸上局地戦闘機。初飛行は1942年12月、大晦日のことでした。 ライバルであるアメリカのF6Fヘルキャットの半年遅れ、同じ誉エンジンを搭載する陸軍四式戦闘機”疾風”よりは4ヶ月先んじています。試作開始からほぼ1年という短期間で初飛行で…
"God's in the detail"「神は細部に宿る」ミース・ファンデル・ローエだったか。けだし名言ではないだろうか。モデラーの祈りの言葉にすれば今回のお題になる。 まあ、"神"とまではいかなくても小物にパーティングラインなどが残ってしまっているとその模型…
早く紫電を仕上げてしまいたくってウズウズしている。しかし小物その他に手がかかりなかなか進まない。焦るな焦るな、急がば乞食は貰いを仕損じる、と自分を落ち着かせている今日のブログ主である。 恒例、風防のマスキング剥がしの儀。 ご開帳〜。 厚塗りに…
現代に戻って来てほっと一安心のブログ主である。ともかくこれで一通り筆塗り作業は終了。 しかしながら日の丸の赤の彩度がキツすぎるのが気になる。緑と赤は補色の関係だから目がチカチカしていけない。これはどうにかして抑え込みたい。普通ならウォッシン…
絵筆を口に咥えて腕組みしている今日のブログ主である。片眉を吊り上げ寄り目で何やらしきりに睨んでいる。いつのまにやら”浮世絵師”気分になったようだ。調子に乗っているうちに翼後縁の赤ラインもいれておこう。 軽くケガいてそれをガイドにフリーハンド。…
ヒノマルを描き終わった。さて機番も手描きするか、デカールで逃げるか。最後まで決めかねている今日のブログ主である。マーキングはフィリピン・クラーク基地の例の落書きされた紫電と決めてある。自分が下面を無塗装銀と判定した写真の機体だ。 (エラそう…
お気に入りの面相筆をば握りしめ、ふたたび紫電に戻って日の丸の筆塗りに挑もうとする今日のブログ主である。 日の丸は最も手描きし易い国籍マークとして世界中のモデラーに知られている。これに勝るのは三角定規しか持っていないドイツ人の鉄十字くらいなも…
少し脱線する。 紫電を作りながら考えた。下面がうまく塗れたのはファレホのメタリックカラーのお陰である。上面がヘタくそなのは賞味期限の切れたガッシュのせいだ。結局ウデではなく材料や道具に頼りきりのブログ主である。 筆塗りモデリングで道具と言え…
下面の銀塗装がことのほかうまくいったのでご満悦の今日のブログ主である。この勢いをかってスカッと上面色を塗って一気に完成ダー!と鼻息も荒く臨んだのだが… いつものように薄く溶いたガッシュを乗せていく、、、アレ?うまく塗れん? 乾燥が遅い、ムラに…
南蛮渡来の絵具、ファレホなる、ライトのスチールを紫電に塗るめり。いざ参らん。 (輸入品のValejoのLight Steelを紫電に塗りましょう。さあ始めましょう) されば例によって馬手の平らかなる尻えの翼で様子を見てのち、ゆるりと筆を進めゆく所存なり。(では…
さて紫電の下面はカゲロウお銀、いや無塗装銀だとして、問題はどうやって塗るか。 ”ノンスメル・モデリング”でいきたいから使うのは水性塗料だ。しかるに水性のメタリックは総じて粒子が粗い。無塗装というよりは銀ラメ、塗るとキャバ嬢のネイルみたいになる…
Stay Homeと長梅雨と猛暑でこの半年は自分の中でバイクの存在が消えかけている。最近中免を取得した甥っ子にメッシュジャケットと夏用ブーツを譲ろうかなどと思うほどに。(愛車はカブ90で趣味が違うから有難迷惑だろう) そうこうしているうちに目も頭も眩む…
世界制覇をたくらむ悪の秘密結社「工房s.i.g」のシリガミ博士による水性塗料地下実験は失敗に終わった。しかしそこで生贄となった被験体「P47号D 」ことリパブリック・フォン・サンダーボルト、通称”サンボルのおっちゃん”のその後が今回の話である。 「あ〜…
それにしても暑すぎる今日この頃、バイクはおろか自転車すら生命の危険を感じ(オオゲサ)、模型製作もブログ更新も滞りがちなブログ主である。 夏休みだというのにどこにもGo toせず、唯一出かけた本屋で目に飛び込んで来たのは「強風・紫電・紫電改」というカワ…
「アクリジョンの実力とやらを」・・・これが言いたかったのね、わかるわかる。 スーパー無臭塗料“ジョン・ガッシュ” おっちゃんの最期 新水性カラー なにやら悪巧みを思いついて近所のジョーシンで嬉しそうにアクリジョンカラーを買ってきてブラック魔王的…
クレオスのアクリジョン・ベースカラー の使いやすさに今更ながらに出会った情弱ブログ主である。 ちなみに"アクリジョン専用エアブラシ用うすめ液"は無臭。それでいてある程度はラッカーも落とせるので用具の掃除などに使えば無臭モデリングには良さそうだ…
士の字になった紫電 マスキングしたキャノピーを丁寧に擦り合わせてから胴体に接着。接着剤はPitマルチ2を使用。胴体との隙間はジェッソ+モデリングペーストで埋めておく。フレームは機体内部色で塗ってから光の透過を防ぐためにブラックアウト。 そしていつ…
優先順位といっても「僕は細部に凝りまくるね」とか、「あら私はプロポーションが大事だわ」とか「ワシャ何ちゅうても塗装が命じゃ!」とかそういう話ではなく、飛行機の模型を作るときにどの部位を優先的に扱うか、ということだ。それは全てのパーツが均一…