塗装 仕切り直し。
湯上りサッパリ紫電改。このあとスジボリに残った塗料を一本一本針でケガいて落とす、
という実にチマチマした作業が…ぐへえ、、何もかも捨ててバイクで旅に出たくなる。
グっとこらえて…再度下地のアクリジョンベースカラーを筆塗り。
アクリルガッシュ薄塗り工程
アクリルガッシュ薄塗り再開。パネルラインの塗り分けは最初とは逆。やはりよく着脱する機銃パネルなどは色は薄くなるのでは…とこれでも色々考えているんですね、バカはバカなりに…
この辺からさらに絵具を薄めて液だまりを作らない様に大胆に筆を動かす、のだけれど水平尾翼下の境界線でビビってしまって筆さばきがうまくいかないチキンなブログ主。フリーハンドにこだわらずマスキングした方が良いのだろうか…。「慣れたもの」などと偉そうに言っているがまだまだヒヨコのブログ主。
前回よりも濃い目のガッシュ下地…
リキテックスでグラデーション
この段階でリキテックス。カサつきを抑える程度に控えめにかける。
こんな感じ。もう一歩深みが欲しい…
おツユ状のリキテックスが流れ込み、筋彫りが主張してきた。まあこの辺でやめておくか…どこで止めるかの判断が難しく、先に完成した紫電と並べてバランスをみて決める。画像だとあまりリキテックスでのレイヤー効果は伝わらないが、実物はやはり深みとシットリ感が出ている。
ウェザリング
実際に紫電改が戦線に登場したのは1945年の春。変色も退色もする暇はなかったろう。配備も本国なので陽光や潮風による色褪せではなく、粗悪な塗料による剥がれや使い傷みを再現するよう心掛ける。
もっと鋭角にペリッと剥がれた様にしたかったのだが…ニードルなどを使うと下地までいってしまうし…試行錯誤中。我いまだしモッケイ修行足らず。
この段階での修正には粉っぽくならないリキテックスが使い易いとわかったのは収穫。
ひとまず全体塗装は終了。ここまでは悪くない。