sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

2019-01-01から1年間の記事一覧

「小物始末記」レベル1/72 ファルコ -6

懸案のカウリングの目処がついた前回、前々回。 この勢いの衰えぬうちに小物パーツ共を片っ端から始末する事にする。小物といっても古いキット、何ほどのこともあるまい、とのっけから威勢良く飛び出した威丈高の高飛車だったが、、、 エンジン 排気管 機銃 …

「バルジ大作戦」レベル1/72 ファルコ -5

ファルコのカウリングには小さなバルジ(出っ張り)がたくさんある。 これはエンジンのシリンダーヘッドをクリアするもので、この時代の機体にはよく見られる、カウリングの直径を可能な限り小さくして空気抵抗を減少する効果を狙ったもの、とされているが、果…

「飛行機はカウリングが命」レベル1/72 ファルコ -4

さていよいよこのキットの最大懸案事項のカウリングを料理する。40年前の自分ですら「機首がもひとっちゃのう」などと思っていた。生意気なマセガキだったと我ながら思う。だからこそリベンジを期したわけで、今回は何とかしてファルコに近づけたい。 これが…

「翼を下さい」レベル1/72 ファルコ -3

胴体を貼り合わせたので下翼の段取りに入る。ファルコは上翼よりも下翼が小さい一葉半(セスキ)と呼ばれる空気抵抗を考慮した高速機だ。無論、固定脚の複葉機としては、だ。いや笑っちゃいけません。 ファルコのオイルクーラーは下翼付け根の左右前縁に吸入…

「コクピットがなければ始まらない」レベル1/72 ファルコ -2

どんな飛行機もコクピット(=操縦席)がなければパイロットが操縦できない。パイロットが操縦しなければ飛行機は空を飛ぶことが出来ない(一部例外を除く)つまり、コクピットはなにより大切だ。 一部例外 ファルコのキットのコックピットはただのL字形をした…

「何ごとも下ごしらえが大事」レベル1/72 ファルコ -1

いよいよ今回から40年前の自分の完成品をライバルに見立てての模型作りのスタート。相手が自分だけにどうしたってこれは「自己満足」だ。けれども「独りよがり」でもまたない。いずれにせよ他人の目は一切気にしないでいいから清々しい。 さて、古いキットな…

「資料はいずこ」レベル1/72 ファルコ プロローグ3

今回のレベル1/72ファルコ製作は、資料も殊更に集めない、、、つもりだった。ところが自分の家にあったと思っていた資料本が見当たらない。スコードロン社の「Regia Aeronautica(イタリア空軍)」という洋書で自分のイタリア機趣味の原点だ。ほかにも何故か…

「40年前の自分に挑戦」レベル1/72 ファルコ プロローグ2

改めて製作を前提にしてキットをチェックする。 前回 sigdesig.hatenablog.com このレベルの「ファルコ」のキットは何度もあちこちに金型が渡って再販されてきた。ファイターシリーズの中でも出来が良い方、なんだと思う。マイナー機種で競合キットが出なか…

「35年前の忘れ物」レベル1/72 ファルコ プロローグ1

早速模型の話をしよう(模型といってもプラモデルのことです) 自分がもう長く籍を置く模型クラブがあるが、なんだかんだで足が遠のいてしまっている。せめて絶滅危惧種なりに自前のBlog上におおらかに生息できる地を確保しておきたいと、かねがねそう思ってい…

過去の完成品

ここ最近の完成品の中でめぼしいものをピックアップしてみたのだけれど「めぼしいもの」と限定するとかなり数が減ってしまうのが悲しい現状。全部載せれば良いようなものだけれど、自分が「めぼしい」と思っていないと写真をとらないので残っていない。 展示…

ー畳半の工房から

自分はモノ造りが趣味である。 例えば革細工をしたり、ピューターでエンボッシングをしたり、模型を作ったり。前者はハンドメイドというのもおこがましいレベルであるし、模型といってもまあプラモデルだ。さほど大したことをしている自覚もないものだから、…

けれど生活感はいらない

便利になって「オバチャリ感」溢れる様になった我がミニベロ、やはりもう少し見た目を何とかしてやりたいと考えた自分は、一計を案じた。アクセントとして小さなサドルバッグを追加してみることにしたのである。結局またモノを買う話になってしまうのだが。

ミニベロに利便性を

さて、コンフォートさと青空を得た我がミニベロ「クエロ20」Ver.Gであったが、実用上無視すべからざる問題が残されていた。フェンダー、いわゆる泥ヨケが付いてないのだ。さらに言えば前カゴもない。聞けばこの手の自転車は初めから何も付いてないのが当たり…

そしてステム

「シニア向けポジション適正化 第2弾」 アップハンドルか?ロングステムか?悩んだ末の結論はステム交換。今後、自分がこのミニベロに慣れるに従ってサドル位置を少しづつ上げられる可能性も全くないわけではない。その場合、アップハンドルよりもロングステ…

まずはサドル

「シニア向けちゃりポジション適正化 第1弾」として、サドルをバネ付きのものに交換することにした。決してレトロっぽい外観に惹かれただけではなく、腰を守るためなのは前回語った通り。むろん見た目を一切無視出来るほど合理主義的禁欲に徹しきれる自分の…

空や雲を眺めながら走れないのではツマラナイ

しばらくバイクの話題が続いたが、自転車も引き続き乗っている。なにも飽きたわけではないから久しぶりにミニベロの話もしようと思う。なのでこれは去年の秋から冬にかけての出来事になる。 日付と内容が全く合致しておらず、読まれる方にとって前後関係がは…

土の上

普段よく行く道からさほど遠からぬところでちょうど頃合いの休憩場所を見つけた。土手からバイクで降りて行ける川べりの小さな自然公園だ。

春の陽に誘われて

先週の前半の話である。 どうも、暖かい。知人のバイク乗りの近況にも満開の桜が彩りを添える様になってくる。何処でもいいから自分もバイクに乗って出かけたい。身体中から生え出した「バイク乗りたい」の芽が気温20度を越えると満開になるのが単車乗りとい…

モンスターのしっぺがえし

しばらく自転車の話ばかりだった。 実際、この秋冬は、やってきたミニベロをいじったり近所を乗り回したりしていたのである。当初の目論見通り、災害復旧工事に忙しく腰の方も一進一退だった自分にとっては丁度いい短時間の外遊びとなった。それはまた追い追…

ミニベロがやって来た

そして昨年の初秋、クエロ20がやってきた。ヤア!ヤア!ヤア! ああ、小さいな、が第一印象の実物は我が眼にはしかしなかなかの質感に映った。革調のグリップやサドル、真鍮製のベル、あえてダウンチューブに配されたシフトレバーなどなど、この辺り、70年代の…

コイツに決めた

舶来御洒落素敵自転車を思いとどまった自分は、ネット、雑誌等でいろいろ物色してみた。そうしてスポーツ車スタイルのミニベロは舶来御洒落の例のアレ以外にも色々あると遅まきながら知ったのである。 そして候補が絞られた。。。

ショップで肩を押されたが

あちこち脱線しながらも、さてようやく新しい自転車を買う話になる。ただし、今回でもまだ購入には至らない。ここまで来たら気長にお付き合いをお願いするほかないのである。

アマノジャクの自転車

前回のお話は、ローティーン時代の毎年琵琶湖までサイクリングキャンプ旅行。 やがて働き始めた後年、そんな思い出話をしてたところ、同期入社のカワイコちゃんがいきなり瞳をキラキラ輝かせて顔を近付けてきた。「そうなんだ!sigくんも自転車部へ入ろうヨ!…

サイクリングが好きだった

話は少々脱線する。 自分が中高生の頃は世の中はちょっとした「サイクリングブーム」。ドロップハンドル10段変速のサイクリング車なんかが大いに流行した。ブリジストンの「ロードマン」と聞くと覚えのある人もいるかもしれない。自分もメタリックイエローの…

小径車と書いてミニベロと読む

そんな次第で「物欲」が発動した。 現在愛用の自転車は「折畳み14インチ小径車」である。今度は折畳みでなくともいい、まずそう考えた。むろんそれには訳があって、、、 もっぱら仕事用で事務所に置くから小さい方がいいし、たまに車に積む事もあるだろう。2…

14インチに乗ったサル

これまた近況ではなく少し前のことになる。半年くらいBlog空白があるのでそれを埋めているところである。 折からの災害続きで公私ともにとてつもなく追いまくられてしまって、時間がなかなか取れない2018年後半であった。人手不足で慣れない屋根の上なぞによ…

カバンを持ったモンスター

これもやや旧聞に属する。季節外れの画像にはご勘弁いただきたい。 ちかごろ、モンスターにサイドバッグをつけている、というお話である。