sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

ニューポールNiD622-3「工房イスパノ・スイザ」エレール1/72 製作記

netで拾ってきた側面図などを参考に…

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 リベットを打つべし。

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リベットはテンプレートを使う。

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定規を使っていてもヘロヘロに曲がるのはナゼだ?

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う〜ん。凹リベットで実際とは逆なのは仕方ないが…

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一個一個のリベットを球状のリューターで掘り込んでみる。フリーハンドの方が整う不思議。穴は大きくなってしまったが、筆塗りの厚化粧で多少は埋まる事をセツに期待する。

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前回のデボワチーヌD510と同じやり方で真鍮パイプから排気管を量産。2021年上四半期におけるイスパノ・スイザ12気筒エンジンの排気管生産量で言えば、我がsig工房はおそらく世界トップレベルだろう。

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このように一本一本埋め込んでは瞬間接着剤で止めていく。お人形は顔が命、液冷エンジンは排気管が命。しかし本当にこんなに真横に突き出してるのか?空気抵抗とか考えてすこし後ろに傾けたりしてるのでは?という疑問は当然起こる。

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実際のイスパノ12Mエンジン。

これこの通り、排気管は男らしく真横にズドンと出ている。前回透視図で見たように、排気管の間の吸気管、さらにその下にはキャブも見て取れる。吸気と排気が同じ側のいわゆるカウンターフローだ。

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なのでVバンクの間はスッカスカ…なるほどこれなら確かに

「ちょいとムッシュウ、この谷間にそのカノォンを挟んでみませんこと?」

なんて誘われたらその気になるかもしれない。ムッシュムラムラ

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これは前回のデボワチーヌD510の図

 

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さて今回は裏側にプラ角材を配して排気管を支えた。これで上下方向の角度は決めやすくなる。開口したキャブのインテイクは裏側からリューターで削り取って外板の薄さを表現。金属メッシュをだと向こう側が透けて見えてしまうから、縦横にケガいたプラーペーパーを貼って誤魔化す。

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機首の筋彫りを施し、胴体を張り合わせる。キャブ穴周りのモールドも削って大人しくした。排気管がシャープになって嬉しい。

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それに比べてこの機銃の眠たいモールドはどやのーん?

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うい、マダマゼル、掘らせてもらいムシュウ…

 

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