sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

まあ、そんなこんなで今の趣味はカラオケアプリである。

おっさんくさい、暗い、ひきこもり、なんと言われても本人いたってご満悦だ。

第一に、大きな声を出して唄うと気持ちいい。ストレス解消になる。

ブログ主の住処はやや猥雑な地域に位置する。繁華街とまでいかないが、前の道には店舗が軒を連ねていて隣がカラオケスナックだ。住環境としては理想的とはいえないかもしれない。ただし自分が部屋で大声出すとなれば好都合である。閑静な住宅街やマンションではそうはいかないから、むしろ恵まれているとさえ思い始めている。家人の手前、和室の引き戸に遮音シートと吸音パネルを貼って簡易防音を施し、思う存分歌っている。

第二に、

背景画像を選べる機能が実に楽しい。唄ってからその曲に合う画像を自分で撮った写真ストックの中から探してスライドショーを楽しむ。

ほとんどの人はネットで画像を入手しているようだが、プロの画像は綺麗に整いすぎていてピンとこない。さして上手くもない写真だが拙い自分の唄にはお似合いだ。わざと自分のバイクが映ったものを入れておくのも「自分」にこだわっているからだ。

もともとツーリング中には頭に音楽が流れてたりするタイプである。

f:id:sigdesig:20220331160601j:plain

撮った写真はみなそれなりに旅情と言うのかどこかPoeticな要素を備えていると文字通り自画自賛しているのだが、いかがだろうか。

f:id:sigdesig:20220331160659j:plain

f:id:sigdesig:20220416112730j:plain

これらを見て、「ヤラセ」だの「撮ってるの想像すると笑える」だのと嘲笑する輩もいた。
「詩心」というものを持ち合わせていないとみえる。全員チョキを出した記念写真以外は理解できないのだろう。やれやれだ。まあそういう連中は自分の写真を見なくても別に何も困らず生きていけるだろう。自分もまた、そういう人達と付き合わなくても何も困らず生きていける。お互い快適だ。

f:id:sigdesig:20220331160318j:plain

バイクを離れても「詩心」は常に持つようにしている。これは電車で旅行した先での一葉。見ず知らずの女性だが佇まいが良かったので遠くからフレームに納めさせていただいた。

f:id:sigdesig:20220331160416j:plain

仕事からの帰り道。別に一眼レフ抱えて北海道に行かねばならんというわけでもない。

f:id:sigdesig:20220331161546j:plain

なんてことのない近場の風景でもこちらに「詩心」さえあれば良いと思っている。

空を見上げる気持ち、道端の草花に向ける目があればいい。

f:id:sigdesig:20220331162123j:plain

しかし、限られたストックの中からでは歌詞の内容に合ったものを探しきれない時もある。これは近くのJRの踏切で撮ってきた。

先日は桜の歌を歌った。歌詞の内容に合うような都合のいい場所があるかなぁ、と思ってたらそれがあった。

f:id:sigdesig:20220331165634j:plain

移転して廃校になった学校の正門の前が堤防に上がる坂道になっていて、そこに大きな桜の木がある。去年までは卒業生や新入生たちがその桜の木の下にたくさん集まっただろう。今はもう誰もいない。今年この桜を見上げたのはたぶん自分一人だ。

f:id:sigdesig:20220331165926j:plain

学校はいつか取り壊されるだろう。桜の木も切り倒されるかもしれない。何処にでもある人間の身勝手というやつだ。少なくともそれまでは俺が見にきてやろうと思う。そんな思いでこの画像を背景にした。

今までにない経験だった。実に面白かった。

カラオケで自分の好きな曲を唄う。
頭の中でその曲を流しながら、雰囲気に合う風景を探して歩く、自転車やバイクで走る。「おっ」と思ったら小さなカメラを向ける。

そうして撮った画像でMVを作ってアップロードする。

むろん自己満足だ、もはや自己陶酔か。ま、嗤いたい奴がいれば嗤えばよい。(しかし、ここだけの話だが、評判は悪くない)クリエイティブと言っていいと思う。何より楽しい。

右目の問題でやや終局に差しかかりつつあったバイクやカメラといった今までの趣味が、カラオケのMV探しという新たな軸が絡まることで、さらに複層的に楽しめるようになった。

なんだか心が豊かになった気がする。

そうだ車のグローブボックスに一軍落ちしたミラーレスカメラを入れておこう。なんてウキウキしている自分がいる。

 

秋走る

ウルトラ成分入りの注射のご利益があったのかなかったのか、なんとなく目の調子が良くなったような気がしないでもない、と言ってもやぶさかではなさそうな塩梅であるのかもしれない。よう知らんけど。

となると途端にバイクに乗って走り出してしまうのだから阿呆な生き物である。最初はマァちょっとご近所を試しにチョロチョロ、のつもりが気づけばいつもの山坂道。わけいってもわけいっても青二才、てな調子で走ってきた。

f:id:sigdesig:20211108120443j:plain

今季初の革ジャンを着込んでいったものの、山奥はずいぶんと寒い。そのぶん、紅葉が綺麗だ。せっかくカメラを替えたのに紅葉写真がないのは大変遺憾だが、いつもバイクを停める場所が工事中だったので致し方ない。山頂の休憩スポットも閉鎖されている。

f:id:sigdesig:20211108122844j:plain

さて走りの方だが、30分ほどの山道であからさまにブレーキングが遅れたことが二回、はしたなくもヒザを開いてしまったことが二回・・・流してたにもかかわらず・・・評価は?「ロ〜ボコン0点」と脳内のガンツ先生が告げる。「うらら〜」

いずれも深い右コーナー。やっぱり眼の影響のようだ。コーナーの奥行きが掴みづらく、スピード感覚も狂っている。通りなれた道でさえこのテイタラクでは初見のワインディングではどうなるか知れた事ではない。

山を越えて光秀の居城を抜けて山裾に広がる農地の中を走る。この辺りの開けた景色が好きだ。良さげな農道をみつけては入りこんで写真を撮ってみる。

f:id:sigdesig:20211108120213j:plain

遠くに山があって田んぼと畑がある、マ、なんてことのない田舎風景だが、空間の広がり具合になんとなく心がなごむ。ホッカイドーでもなければ信州でもない、そんな名もない場所に、見れば小さな椅子に腰掛けてスケッチブックを開いている御仁がいる。うむ同好の士にあらん。道端に古い軽のワンボックスがころんと停まっている。ヨシ、歳をとったらあの手だな。心密かにほくそ笑む。

 

 

 

 

 

恐怖の自立ETC装置の末路

秘密裏に進めていた「恐怖の自立ETC装置」によるインターチェンジ突破作戦。

モバイルバッテリーとの相性テストとなってシートをしょっちゅう取り外すのだが、シート下は少し走っただけでもかなり高温になっていると気づいてしまった。梅雨の最中なのに34度というフザけた気温ということもあるのだろうが…

モンスターの場合もともとシート下は発熱大魔王のレギュレーター様の御座所なのである。雨がしのげるということでドラレコやETCまでも居候させてもらっている。そこへさらにモバイルバッテリーを二つ追加する事となったわけだ。

モバイルバッテリーというのは多少なりとも熱を持つ。それは発熱大魔王には及ばないだろうが発熱小隊長くらいにはなるかもしれない。それを二つも押し込んでただでさえ風通しの悪いシート下をスシづめ状態にするのはいかがなものか。"松岡修造"をトイレに閉じ込めて、さらに"あばれる君"と"柳沢慎吾"を送り込むようなものである。暑苦しいことこの上ない。

f:id:sigdesig:20210513151931j:plain
中央に見える放熱板がレギュレーター(レクチュファイア)このあと一応放熱を考えてアルミのパンチング板で仕切ったりもしてみたが…

f:id:sigdesig:20210605172347j:plain

熱いもんは熱い…

やはりこの運用方法は考え直すことにした。大袈裟だ杞憂だ言い訳だといわれるかもしれないが、過熱によるレギュレーターのパンクはモンスターあるあるネタどころかドカあるあるめっちゃあるネタだ。当方も新旧で二回経験している。

いっそ受信機も全部ひっくるめてタンクバックに詰め込み、完全持ち運び可能なETCシステムはどうだろう。これは実はやってみた。

f:id:sigdesig:20210612181623j:plain

配線がむき出しだとまんま自爆テロリストなのでプラケースに納めている。ただしこのままだと防水、盗難などの懸念があるからやはり面倒はある。複数台のバイク持ちならメリットもあるかもしれないが…結局搭載し忘れた時に限って高速に乗りたくなる、なんてことになりそうな気もする。

いやしかし、よくよく考えてみれば高速道路なんてこの先そう何度も乗らんだろう。

ブログ主はそもそも信州に行くにも下道を選ぶような人間である。(吝嗇ということもあるがほとんどの成分がバカで出来ている)それにもはや単車も乗り手もロートル老老介護状態だ。

そう考えるとETC機器を改造したりする手間や面倒は到底ワリに合うものではない。元を正せば電装系からトラブル要因を切り離すためにやり始めたことだ。それがレギュレーターを危険な高熱環境下に晒すことになっては本末転倒も甚だしい。

高速道路なんざ胸ポケットにカード一枚入れておけば済むだけの話である。という訳で自立型ETCは諦めた。f:id:sigdesig:20210612181424j:plain

涼しくなってまた気が向いたら作動テストくらいはやってみるか・・・

 


 

モバイルバッテリーの怪

梅雨はまだまだ開けない。中休みなのか中だるみなのかなんだか知らないが、少し雨が降らない日があったので、モンスターを始動する。モバイルETC(エトセトラ)での官憲ゲート突破を試そうという魂胆。今回は始動直後からミスターエトセトラのスイッチを入れて準備万端、高速を目指して虎視眈々…だったのだが…

 

なんとインター入口に近づいたと思ったら、受信機のインジケーターランプがすうと消えた。

「てめえッ、ここまで来て怖気づきやがって!」とありきたりなセリフを小声で吐いてスイッチをオンオフしてみたがエトセトラの野郎は応答しない。仕方なくガレージに引き返す。ところがシートをはぐってUSBプラグの抜き差しをしてみるとケロっとした顔で作動しやがる。

「チッ、肝心な時には役に立たねえくせによう」と毒づいても始まらない。

調べてみるとどうやらモバイルバッテリー側でなんらかの制御をしているらしい。オンになってしばらくして給電量(圧?)が下がると自動的にオフになる様だ。バッテリーの持続時間を増やすための涙ぐましい努力だろうが、一旦オフになると接続機器側のスイッチ操作は受付けず、USBプラグを抜き差ししてやらないといけない。

それならゲート直前でスイッチオン、通過後すかさずオフにして出口手前で再度オン、とやればいいのだが、毎回毎回そんな面倒な手順を守れるくらいなら今ごろどこかの会社の庶務課長くらいにはなっているだろう。忘れる、まず間違いなく忘れる。

忘れるとどうなるか。インター出口前でバイクを脇に寄せてシートを取ってUSBの抜き差しせねばならない。控えめに言ってもアホの極みである。現金かカードで払った方が余程スマートだ。

f:id:sigdesig:20210605172547j:plain

なんとなくだんだんヤル気が失せて来た。とりあえず家にあるモバイルバッテリーを一つづつテストしてみる。

USBが二口あるタイプのものだと今度はドライブレコーダーが途中で止まる。優先順位はドラレコの方が遥かに高いからそれはダメだ。中にはそもそもエトセトラを起動出来ないモバイルバッテリーもある。電圧や容量などの性能やメーカーによる訳ではないのでエトセト機器との相性かもしれない。元々「やったらあかンで」と言われていることなのでこの辺はメーカーに聞き様もない。ひょっとしたら当局のエージェントの指示でモバイルバッテリー駆動が出来ないプログラムが組み込まれている…わきゃないだろうが…

f:id:sigdesig:20210605172347j:plain

当然、適当な時期に充電してやらねばならない。めんどくせえなあ…
f:id:sigdesig:20210605172404j:plain

仕方ないので梅雨空の田んぼなどを眺めに行く。

f:id:sigdesig:20210605172411j:plain

ドライブレコーダーはまだ傾いている。左上の黒い影はフロントのカウル。相当広角であることがわかる。これなら左側から信号無視のダンプが突っ込んで来ても証拠は残るだろう。ただし左上方からグラマンヘルキャットに襲われたらアウトだ。

ドライブレコーダーテスト

モバイルETC(エトセトラ)による公権力突破実験は未遂に終わった。ウィンカーだのカウルだのとちょっとしたマイナートラブルが続いたからだが、ひょっとするとあれは当局のエージェントによる陰謀かもしれない、と考えを巡らせているブログ主である…アホカイナ。

しかしながらドライブレコーダーの作動は確認できた。

f:id:sigdesig:20210525105000j:plain

カメラは右側のカウルの下にステーを介して取り付けておいた。左側が映らないかと思ったがさほど問題はなさそうだ。
f:id:sigdesig:20210525103832j:plain

モニターがないので何度もテスト走行してカメラの調整をする。スマホで接続できるハズなのだが、OSのバージョンの相性かどうにもアプリがうまく動かない。こういうところはチューカ製品では文句の持って行きどころがない。安いから、と諦めないと仕方ないのか。

f:id:sigdesig:20210525104526j:plain

防水スイッチはハンドル左側に装着。思っていたのとは上下逆、更に言えば本当はスイッチボックス横が良かったのだが、クラッチレバーやオイルタンクとの取り合いの関係でこうなった。走行中に操作するわけではないのでまあヨシとする。

f:id:sigdesig:20210525104541j:plain

切り忘れ防止のためにレコーダー作動中は光る。

f:id:sigdesig:20210525104835j:plain
それでも忘れてこんな動画が撮れてたりする。

自分が動いているところなどあまり見たことがないので、しょっちゅう鼻をいじってるよなあオレ…とか妙なことに気づいてオモシロイ。

これを見ていて治安の悪そうな所では駐車時にあえてドラレコを作動させっぱなしにして防犯カメラとして使うのもいいかもしれない、と思いついた。ただし後方カメラの備えはないので後ろから忍び寄られたらお手上げだ。

同様に後方からの煽り運転にも対処しようがない。まあ、アホな四輪の近くは走らないに限る。ニュースを見る限り"煽り運転"をする車種というかクルマの"顔"には大体の傾向がある様に思う。

f:id:sigdesig:20210527151227j:plain

こーいうのや…

f:id:sigdesig:20210527151243j:plain

こーいうのである…
この手の顔つきの車がミラーに映ると誰しもなんだか恫喝されている様な気がするのではないだろうか。"そのこと"はそういった車のオーナーも潜在顕在を問わず認知して選んでいるはずであり、つまり倨傲な精神性を内面に持つハードスタンスなドライバーである蓋然性が高いと言えるだろう。何かの折にそれが過激に発露され"危険な煽り運転"となってしまうと推測される。


逆に、

f:id:sigdesig:20210527152400j:plain

こーいうのや

f:id:sigdesig:20210527152434j:plain

こーいう顔の車の場合、

ドライバーはまずもって誰かを必死に追っかけ回したりする性格ではない、という予測が立つ。なので単車乗りの長生きのコツとしては、ムルティプラやアミを高速道路で見かけたらその前を走る、ということになる。…アホカイナ。

 

さてエトセトラ(ETC)にもスイッチを付けた。

f:id:sigdesig:20210525104909j:plain

メーターケースの上だ。作動中は右側の受信部が光るのでインジケーターは不要。防水スイッチではないがカウル内なのでまあ大丈夫だろう。この辺はアバウトでいいのが車庫飼いの楽なところ。

f:id:sigdesig:20210525104940j:plain

 「ククク、こいつを押せばドカンといくぜ…」

梅雨が明けたらテストしてみよう。

マイナートラブルに阻まれて

さて改造手術によりモバイルバッテリー化したドライブレコーダー、エトセトラ(ETC)を手にいれたカゲキ派残党sigである。

f:id:sigdesig:20210523215542j:plain

モバイルバッテリーの隣が発熱大魔王であるレギュレーターなのでシート下に熱抜き穴まであけて準備万端だ。

「こんちくしょう、権力のイヌどもめ、ブッ飛ばしてやる」

などと物騒なことを口走りながらインターチェンジ目指して勇んで飛び出した。

ドカドカドカーッ!!…グワングワンぶるぶるぶる…

「おいおい、なんだか視界が変だぜ」
見るとカウルが猛然とわなないている。別に180km/h出しているわけでもないのにどうしたことか。バイクを止めて点検すると果たして、アルミのステーが破断している。

「…って何で?」

「…振動で」

何年か前にツーリングの帰りにも同じ事があった。

この後、知り合いの鉄工所アイアン・アーティスト"HIGE"氏の所でスチールのステーに取り替えた、つもりだったのだが、一部アルミが残存していた様だ。 こんな状態で突撃してハイウェイスターとなっていたらエライ目にあってたところだ。

f:id:sigdesig:20210523183711j:plain

この後スゴスゴ引き返してシャッターのガレージを下ろす。

f:id:sigdesig:20210523183832j:plain

そういえばつい先日ビキニカウルが垂れ下がっているのを治したばっかりだった…

sigdesig.hatenablog.com

ここでも書いたがこのビキニカウルは純正ではない。無理やり付けているから今回のトラブルもまた、ドカティ社およびモンスターには責はない。アホな持ち主が勝手にDIYでカスタマイズしたしっぺ返しなのである。

あちこちのビスやナットを締め直し再度固定。足りないところはもうタイラップで無理やりしばりつける。 修理で数日ガレージで過ごしたモンスターをまた引っ張り出した。

「こんちくしょう、権力のイヌどもめ、今度こそブッ飛ばしてやる」

やり場のない怒りに口を捻じ曲げながらバイクにまたがる若者ジジイ一匹。

ドカドカドカーッ!!…コンッコロコーンコ-ン

「おいおい、何か落ちたぜ」

ハッしと見るとバックミラーの中で丸い小さいものが転がっていく。

「何なになに?」

前を見ると右前のウィンカーが寒風ふきすさぶなか電球むき出しで泣いている。

「ありぁウィンカーカバーか!」

車にでも踏まれたらコッパミジンになってしまう。慌ててバイクを止めてブーツでドタドタ走って戻る単車乗り。道端にコロコロ転がってケタケタ笑ってるウィンカーカバーをかっさらうように拾う。二個あるうちのビスが一個しか付いていない。

あたりを見回したがそれらしきものは見当たらず。そもそもビスはずいぶん前に落ちていたのだろう。

「って何で?」

「…振動で」

 あらゆるところのビスが振動で緩んで落ちるのはモンスターあるあるネタだ。

f:id:sigdesig:20210523185626j:plain

これが問題のウィンカーカバー。これまた純正に非らず。今回のトラブルもまたまた、ドカティ社およびモンスターには責はない。いかにも拙者のDIYじゃ。 なんとも面目ござらん。

自宅から出てすぐだったので、スゴスゴ引き返してガレージのシャッターを下ろした。全てのウィンカーを点検すると取り付けがアマくなっているのがもう一箇所。よく見るとビス穴のプラが欠けている。

「…って何で?」

「…振動で」

やれやれ。

オークションで入手したウィンカーカバーと交換。念の為ステンの皿ビスも調達した。物によって微妙に長さが足りないのだ。これで大丈夫。

「こんちくしょう、権力のイヌどもめ、今度という今度はもう絶対ブッ飛ばしてやる」

…と思ったら近畿は梅雨入りしていた。

 

仕方がないので晴れ間を掠め取る様にして近くの堤防公園を目指す。なれどもこのご時節、駐車場はすべて閉鎖されているのであった。ここにも権力の手は及び自由を阻まんとするのか。我々希望に満ちた若者ジジイの老後は行くあてもない。嗚呼。

f:id:sigdesig:20210523213454j:plain

またも土手から、高速道路を睨むモンスターの図。

「いまに見てろ、コイツで突入してやる…」