おっとり刀で雷電の製作記を始める。実際は雷電から作り始めたのだが内覧会向けにテーマ「試作機」を急いだので烈風を突貫工事で完成させた。
内覧会という事でテーマは来年に先送りとなったので急ぐ必要はなかったようだ。
hiroK氏の「景雲」と並べることが出来て大慶至極。
後ろはBf109、同スケールとは思えない。
さて雷電。
ハセガワのベテランキット。
結構バリがでているが…
フォルムもモールドも合わせも悪くないと思う。細部は素っ気ないがまあこんなもんだろう。
雷電は視界不良で随分叩かれたから改修で風防が大きくなっている。雷さまの内部がよく見えるから今回はコクピットに手を入れよう。
といっても工房主のする事だからお気楽である。前回作った紫電のリニューアル前のパーツが残っているから…
サイドコンソールやフットペダル部分を移植。
雷電のコクピットは「3人乗れる」「宴会ができる」などと言われたほど広かった。横幅1500mm、ということは標準サイズのユニットバス1616タイプくらいだ。風呂全体の真ん中に陣取ってシャワーヘッドを操縦桿代わりに握ったら気分はもう雷電パイロット…全裸の…。隼などは横幅半分くらいだからバスタブに浸かって操縦するようなものか…全裸で。
胴体にフレームをプラ板で再現
計器板はノッペラボーにデカールを貼るスタイルだ。
球状のリューターでメーターを掘って…
こんな感じ。
スロットルレバーなども作ってやると「これ押したら馬力出まんねやー!」という気分が出て大変よろしい。
座席後方の分割ラインを修正するのが面倒だったので無線機を削り飛ばし、プラ板を貼った上に作り直した無線機を載せてトボけておく。