sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

遅すぎた次期艦上戦闘機”烈風"

アレ、確か前回は雷電の話だったハズなのに…ブログ主め早くもボケたか、それとも元から散漫気味の精神構造が特に乱れたか、ははあ、さては雷電のパーツでも無くしたんだろう。たぶん強冷ファンだな…とあまたの憶測が飛ぶ…

飛ぶ、といえば話もアチコチ飛ぶ。

今年の展示会のお題は「試作機」ということであった。キット選定段階ですでに数が限られているところへ持ってきて、試作機特有のド派手な塗装、さらに汚し退色スレハゲは無縁、などなど、当方の目下のお愉しみである”お気楽ガッシュ筆塗り手法”には全く向かないテーマである。なのでモチベーションは一向に上がらない。作るアイテムも決められないまま、ずるずるとただ時の過ぎゆくままにこの身を任せ、窓の景色も変わってゆくのだった。

「どうせ展示会はコロナ禍で中止になるだろうさ」などと鼻から煙を吹き出すジブリ映画のバアさんのごとくタカをくくって雷電に手をつけ始めていたその時である。

「せやん"雷電"のついでに"烈風"も作ったらエエねやん!」

と電光の様に閃いたのである。

零戦紫電紫電改、ここに雷電と烈風が加われば大戦期の日本海軍単発戦闘機そろい踏みだ。(震電はこの際忘れて良いだろう)。以前作った九試単戦、九六艦戦を加えたら”堀越ファイターズ”全コンプリートにもなる(七試はこの際忘れてあげよう)”試作機”のノルマもこなせるし、これぞ「一石二鳥」いや「三鳥」だ!「濡れ手に粟」!「ボウズ丸儲け」!などと虫のいい言葉が脳内に駆け巡り、ブログ主はムキシシシとほくそ笑んだのである。「取らぬタヌキ…」や「二匹のウサギ…」「アブハチ…」という警句は駆け巡らなかったらしい。

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大戦末期は試作機と言えども全面黄橙色なんて目立つ塗装では危なくて飛べなくなっていた。

これも地味好みの自分には好都合。

 

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