sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

バランス
















独りで走り続けて、複数でのツーリングは今年は初。
これが自分には普通のペースだ。
 

思えば去年は間断なく誰彼なくツーリングに誘っていた気がする。
つい人恋しかったのだろうか・・・

しかし、
「心に空いた穴を他の何かで無理に塞ごうとしても、
かえって膿んでしまう。
だから風をあててやることだ。」
と野武士の様なバイク乗りの言葉をもらった。

考えを元に戻した。


タイヤの皮はむいてある。

バイクにもそろそろ慣れてきた。
丁度頃合い。
3人で京都周山を一回り。

 

それが、
皆で食う事食う事、

ソバ、サバ、アユ、ソフトクリーム、ヤキニク・・・
一人だとコンビニでへたり込んでホットドッグと缶コーヒーで済ませる
事が多いから、もう3日分の献立だ(鮎とソフトは当方は食べていないが)
それにしてもツーリングの最後に「焼き肉屋」ののれんくぐるのは初めての経験。
 
「今日のツーリングは・・・どこも旨かったね〜」と笑い合った。

さて、
モンスター二代目
名付けて
「八百」
・・・そのまんまや・・・ナニこれでいいのである。
次はハーレーにして「ヘボピー」と呼ぶのだ・・・

かれこれ1000kmほどを後にして色々なことがすこしづつ見えて来た。

エンジン、ブレーキ、足回り、どれも過不足ない。
なかなか「バランスのとれた」バイクだと・・・

いやそれは、自分にとっては、という条件付き、
ドカティとしては、という但し書き付き・・・

排気量の割にはからっきし低速トルクがなかったり、
そのくせダッシュがきいたり、
ハラハラするほどのヒラヒラ感だったり、
なぜかそこらじゅうでエンストしまくったり、

と相変わらず、世間一般からみれば、
難儀なこっちゃのバイクではある。


モンスターに変わりはない。


それこそが期待していたトコロ、なので、
これでいいのだ。