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万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

腰痛ライダーのシート交換

いったん話は飛ぶ。今度はバイクの話題。

前傾姿勢を嫌ってローシートにしていたのを、このたび純正に戻した。自転車の方ではあれほど前傾姿勢を修正していたのになんだか一貫性に欠けるかもしれない。

これでも本人のなかでは理屈は通っているのだけれど。。。

 

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ローシート


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純正シート

 

純正シートに戻した理由はこの歳になって急に足が長く、、なったりはしない。バスケをやっている息子どもには背は抜かされてしまった。喜ばしいことではあるのだが、物干しに並んだ3本のジーンズをみてるとあからさまにオヤジだけタンソクで悔しい。

純正は数センチだが座面が高くなって足が楽に伸ばせるからだ。ローシートの方は膝や足首の股関節などの屈曲が深くて窮屈なのだ。明らかに下半身の血流を阻害しているわけで、高速道路の長時間走行などでは足がしびれてくる。なのでロングツーリングの時は純正に戻していた。腰痛がひどくなった今では短時間でもつらい。

腰痛持ちはシート高を上げるべき、と言ってるわけではないから念のため。すべてはバランスをどう取るかだと思う。

 

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純正に跨ったところ

 

今まではライディングポジションも猫背気味だったが、後傾した骨盤角度も腰には悪いので、お尻をやや後方に突き出し、骨盤が前傾するよう意識している。かといって背筋をあまりピンと伸ばしすぎると、今度は体が硬くなって上半身の動きのレスポンスが悪くなる。なので背中の上半分のみ、力を抜いている。

どうもこの辺りの加減がうまく伝えづらい。ウルトラマンのファイティングポーズと受胎告知の大天使ガブリエルのお辞儀との中間くらいの姿勢、、余計わかりにくいか。

 

さて、シート高を上げるとコーナリングでのバイクの加重に対する反応が敏感になる。重心位置がより高く、前輪荷重がより強くなったためだ。これはまあ、峠道を飛ばす様なことは今ではしない自分だから、メリットと言っても手を打って喜ぶほどのものではない。今までがダルに躾けていたから、少し元に戻っただけのことだ。これがモンスター本来のハンドリング(に近い)。そもそもが「打てば響く」やつなのだな、オマエは。

 

デメリットはバイク自体のフォトジェニックさを失ったことだ。こいつは痛い。実は今までほとんどこの見た目のためだけにローシートにしていたようなものだ。
タンクからローシート、そしてリアのシートカバーへとの連なりが織りなすセクシーな曲線美。これにどう光をあてて切り取ってやろうか、カメラを構えて考えるのが自分は好きだった...

 

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純正

 

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ローシート

 

 

  

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