sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

CarplayでGo!_6「無線接続トラブルシューティング編」

メーカーのWebサイトをたどってみた。

Webサイトは英文。

Googleによる日本語翻訳はあるが、やはりちょっと分かりにくい。

about usのページではこう謳われている。

オールウィンは長年のビジネスの基本であると私たちは信じています。

私たちの会社の誰もが平等に扱われ、完全に尊重されるべきです。

そして、私たちは人生と仕事に対する楽観的な態度を提唱しています。 

狭量ですばしこい島国人としては最後の文言が多少気になるが、マア、おそらくは機械翻訳だからだろうと寛大な態度で流した。

フム、世の中はグローバル化が進んでおる。このくらいの高さの障害を軽々と飛び越せなければ攘夷派の連中と変わらぬということか。とやや意地になって挑んだ大阪にお住まいの自営業男性(50代)である。「ワシ何やようワっからへんわ〜」と文句ばかり垂れる老害にはなりたくない。

ようやくのことでサポートに連絡をとるページをみつける。こちらも文章は出来るだけ簡略な日本語で箇条書きにしておいた。例えば、

「斯様な次第は一旦ことあるや看過すべからざる事態に陥らんことは必至であり、なろうことなら担当貴殿の可及的かつ速やかな対応を所望する」・・・なんて書き方してはAIも翻訳しにくかろう。

メーカーから返ってきた返事は幸い日本語であった。

「あなたのメッセージをありがとう。あなたが遭遇した問題を聞いてとても申し訳ありません」

やはりどことなく変である。

それはさておいて読み進めると

「この車のことは忘れてください」

などと言う一文もある。一瞬

「うぬ大胆不敵なサポートめが!」

と鼻白んだが、まあおそらくは

「登録を解除してください」

の意味だろうと寛大な態度を保つことにした。一緒に英文も付いていたからそれを見るとしかし「忘れる」の部分には確かに「forget 」とある。 

Appleのサイトを見に行くとくだんの箇所は

「Forget this device」

などとなっているのでこれは正しい用法らしい。逆に東洋のちんまい島国だけが

「登録を解除」

などという堅苦しい言い方をするのかも知れぬ。なんでも自分んクニだけが正しい思い込んどってはイカンぜよ、世界は広いきに、武市ィ。

まあ怪しげな日本語を馬鹿にしているがこちらだってチューゴクゴはさっぱりだ。お互い譲りあって中間言語の英語でやりとりするのは当たり前だろう。そう思い直して英文の方を読むことにした。

「商品は我々でテスト済みだから問題ない。一旦イチから手順をやり直してみることをお勧めする。それでもダメならアップデーターがあるから試すといいわ。結果は連絡してちょうだいね。じゃあねえ~ルパン。貴方のファニーより」ということのようだ(大意)

「よおし次元、手順をイチからやり直しだ」

「・・・やったが、何にも変わらねえぜ。止まりまくりだ。だいたいファニーって誰なんだよ、おめえまた不二子のやつに一杯くわされてんじゃねえのか?俺は降りるぜ」

「ふん、薄情モノめえ。ほいじゃ五右衛門、アップデートを頼むわ」

「心得た、FAT32でフォーマットしたマイクロSDにサイトのアップデータをダウンロード・・・うぬ、なんと面妖な・・・拙者の様な古風な人間にはいささか手に余る。まあともかくそのSDとやらをつまらぬ無線ユニットに挿し申した」

「よーし、さあ再起動、と。やや安定したようだが、やっぱり時折りハングするな、ああまた止まりやがったコンチクショー」

「いっそ斬って捨てよう、こやつ」

いやいや斬るな斬るな、捨てちゃダメだってーの。しかし確かにこの辺で頭をカキムシって「ウキー、せやからチューカは好かんねん」と投げ出したくなった。それではこのブログネタもそこで終わりだ。

そう思い直してさらに検証を続ける・・・

この項、続く