sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

CarplayでGo!_1「取付加工編」

選択したチューカ製ディスプレイオーディオはATOTOという妙な名前である。まあ考えてみればToyotaだってKawasakiだって日本人以外から見れば妙なはずだ。英語圏だって坊主だの尻だのおかしなのもある。

とりあえず取付け接続コードを手配、、、しようとしたら案の定スバルがラインナップにない。マイナーメーカーの悲哀である。

仕方ないので一旦現行のカーナビを外して接続コードを取り出しておく。本体側のコードを車側配線のオスメスに合わせて電工ペンチでギボシ加工をした。

フランス車を3台も乗り継いで古いイタリアンバイクをガレージに隠し持つ様な人生だと、こういうことは屁とも感じなくなる。まあ一般的にはハードルは高いのだろう。電工ペンチって何?ギボシって何?という向きにはお勧めしない。

さて車体への取り付けである。

取扱説明書には日本語表記もある。

日本語はいささか変だが、ブログ主の怪しげな英語理解力よりはよほどアテになる。だいたい英語があまり理解できない日本人の方が珍しいのである。ただし、いろんな機種の説明書が全部まとめて載ってるのがややこしい。自分がどれを買ったかをしっかり把握しておく必要がある。

さて内装を剥がす。念のためマスキングテープを貼り回してはいるが、最初の一発目さえなんとかネジ込んでしまえば、後は難なく開いていく。そこはそのナニ、アレと一緒で社会とか人生とかはみなそんなものである。

音無し地図なし状態のクラリオンちゃんを取り出す。

長い間お疲れ様、、、REST IN PEACE,,,

 

  ATOTO本体はまさにほぼディスプレイのみである。

裏側がスカスカでなんだか芝居小屋の書き割りみたいだ。おう、接続コードの束を押し込むのが容易で結構ではないか。と言ってはみたものの、昭和のオーディオ小僧だったブログ主などはいささか不安を感じざるを得ない。

質量こそが高音質を産むのだ、と巨大なアンプやスピーカーなぞを崇拝してきたのだ。まあそのマッチョイズム的な既成概念も手の平大の中華デジタルアンプが打ち破ってくれたのだが。

本体側面に付属の金属板を取り付けて車側のステーとネジ止めする。寸法的にピッタリのネジ穴があった。どんな車種でも概ねきちんと収まるのか、それとも偶然たまたま超ラッキーなのかはよくわからない。

接続も難なく繋がる。説明書も細かいし、コードには名前のタグが付いている。ここまではチューカといえども国内メーカー品、例えばクラリオンちゃんなどと大した差はない(ギボシ加工は除く)

唯一の問題はステアリング・リモコン。車側からは2本+アース1本、対して本体からは2本しか来ていない。順列組合せでトライしたが結局認識してくれなかった・・・これはまあ当初から想定内、次善策として別売りの後付けリモコンがある。

作業はここまで。

やってみれば騒ぐほどのことではない(ギボシとリモコンは除く)問題は狭い車内で無理な姿勢を長時間強いられるところだ。途中で腰がイテテテテとなる。今までカーナビの問題を先延ばしにしてきたのは実はこれが要因である。ここ1~2年コロナで仕事が暇だからか、自分の腰痛が良くなってきたのでトライしてみようという気になったのだ。

ともかくこれで機器取付は完了だ。問題はちゃんと作動するかどうか、である。

後日、オプションのステアリングコントローラーを導入した。夜光のボタンがちょいと安手であるがボリューム上げ下げが円周ホイールなので連打しなくていいから便利だ。ハンドルにゴムバンド固定がちょっと嫌だったのでマグネットステーを自作してやった。