[無臭筆塗り備忘録]:マーキング カラスグチ
ラウンデルの前に手慣らしに胴体ストライプと尾翼の1番を描いてみる。
直線ならば、と義母伝承の方のカラスグチを使ってみた。
胴体の曲線に沿わせて定規を当てるのはいささか難しい(定規の固定にマスキングテープを使うと塗膜が剥がれる)…定規を当てねばいかにカラスグチと言えども真っ直ぐな線は引けない。
結局、面相筆でチマチマチマチマ塗ることに。
ついでに方向舵の赤も塗っておく。
ストライプ。左右で太さ、角度が違うし…ま、あとで修正すればいいか。
失敗を踏まえて改善策も考えておく。
[無臭筆塗り備忘録]:マーキング ストライプ カラスグチ
もう少し帯が太いことが前提条件だが、
・スジボリガイドテープを帯の「内側」にカラスグチの引くライン1本分を控えて貼りつける。
・ガイドテープ自体は1mmほどズラして下に2枚ほど重ね、ニジみ防止とする。
・そのテープを定規代わりにカラスグチで境界線を引く。
という段取りはどうだろうか。帯の内側ならテープを取った後にガッシュが剥がれても別段構わない。なんなら最初から帯の部分のガッシュは剥離させておけば尚いいだろう。
[無臭筆塗り備忘録]:マーキング カラスグチコンパス
さあて次は尾翼の機番。いよいよ当工房の用心棒「近藤 烏口の介」先生の出番だ。
「先生ッ!お願いしますッ」「先生ッ!」「先生ッ!」
「…ウム、承知」
「おぬし達は下がっておれ。では…参る」
「きぇぇーっ!!」
あとは塗りつぶすだけじゃ。
「1」は塗膜の厚みを考えて塗り残しておく。
「先生ッ、反対側もお願いしますッ」
「わかっておる…では」
「とりゃぁぁーっ」
「要らぬケガキ線など引きおって。それに合わせる方が一苦労であったわ」
「さすがでございますな、先生」
「ふん、くだらぬものを斬ってしまった…」