[無臭筆塗り備忘録]:国籍マークの転写
デカールのコピーをガイドラインにしてトレーシングペーパーに描く。
死神デカールはRD-49だがお稲荷さんのマーキングの塗装図ではR2-93。
2と3の字体は適当にゴシックで描いてみた…
チャコペーパーを挟んで…
上から極細ボールペンでなぞる。
転写はまずますうまくいった…
左翼も同様に。
む〜字体がゴリゴリしててなんだかアメフトの背番号みたいに思えてきた。フォントの細かい違いなど普段はあまり気にしないが"フランス機らしさ"は大事にしたい工房主である。フランス機のナンバーレターはなんというかもっとこう洒落たイメージがある。そこで実機写真を漁ってみると…
この写真などを見ると「2」がかなり変わっているというか、洒落ているというか、ヒネくれているというか、まあその辺りを行ったり来たりしているのががフランス人という人種なのだろう。たぶんヴィーナスと天邪鬼の間に生まれたのだ。
そこでまたまた電脳世界をさまよい、他のスケールのD510のデカールで似た感じのフォントの画像を拾ってくる。ラウンデルの大きさを頼りに1/72になるよう縮小拡大コピー。ガイドラインとして"R293"を描いてみた。
3は2を回転させてアレンジ。
ゴリゴリのゴシック体を消す。水で簡単に落ちるのがチャコペーパーのいいところ。
新たにチャコペーパーを貼り付けて…
上からなぞる。
転写完了。フランス機らしくなったデボワチーヌ。オージュテーム、モナムー。
下準備にエラく時間がかかっているが楽しんでやってるので少しも苦にはならない。