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万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

烈風-8「夢かうつつか 幻しのA7M1降臨」ファインモールド1/72製作記

主翼上面はコンパスで軽くけがいて濃緑色を薄めたマジックリン+綿棒で落とす。f:id:sigdesig:20201211113100j:plain
あまり攻めて濃緑色側がハゲると後が面倒なだけ。ビビりチキンで少し小さめの円でOK。

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まずは赤丸。抜いた境界線手前まで塗りつぶす。ここもビビってチキって全然OK。

なぜなら白ふちで濃緑色と赤丸の境界をカバーしてしまうからなのだよ!
一発勝負のカラスグチ-コンパス、一気に思い切りよく素早く回すのが肝心。
息を止めて〜えいっクルーリ…

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ワオゥ!すばらしい!すオーフリィナイス!すパーラダイス!今までの苦労は何だったんだ〜!

今までの苦労… 

ただし線の幅のコントロールはカラスグチの口の幅と塗料の濃度、付ける量などに左右される。本番前に練習はしておいた。

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この後全身白丸だらけになったサンボルのオッちゃん。

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だがしかし問題は胴体なのであった。

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う〜〜〜ん、やっぱりうまくいかん。Rがきついのでカラスグチの先端が均一に接地しない。四分割くらいでぎぎぎ、ぎぎぎぎと回さざるをえない。サスペンション付きのコンパスでも自作するかね。

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タッチアップで誤魔化す。まあそれでもイチから筆で真円を塗っていた頃から比べれば断然に楽だ。片目が効かない今の自分にとってカラスグチはまさに救世主だよ、カァカァ。

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これで白フチ恐るるに足らず(胴体以外は)頑張ればラウンデルもなんとかなる…かも?

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味方識別色。こういうまっすぐな境界線もカラスグチを使うといいのかも…

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上からマットバーニッシュ。試作機だからピッカピカとは言わぬまでも均一な塗膜を心がけた。上面は例によってエナメル系のウォッシングやドライブラシは使っていない。

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キャノピーのマスキングを取り、脚、ペラその他小物を付けて怒涛のフィニッシュ。

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日本海軍が夢にまで見た幻の次期艦上戦闘機A7M1”烈風"試作機、ここに完成す。
仮組みからなんと7日間という当sig工房最速記録の猛スピード。

オー!モー完成?!

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…いやいらんて、それ…

次回は完成画像。

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