sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

「妖かし猫に涙の機番を」F6Fヘルキャット-6 ハセガワ1/72

国籍マークの次は機番を手描き。

デカールのコピーから機番26を下書きする。

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はなっから歪んでるぜアニキぃ。

いいんだよ目安だから大体で。

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その裏側を4Bの鉛筆で塗りつぶす。周囲に両面テープを貼って…

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所定の位置に貼り付ける。

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その上からなぞる…

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転写される…小学生の時こうやって「月刊冒険王」の「変身忍者嵐」だの「快傑ライオン丸」だのの写真かなんかをノートに写し取っていたのを思い出す。あの頃とやってる事はあまり変わらない…オツムの中身も10歳程度ということか…

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位置とバランスを検討しOKなら鉛筆書きを目安に筆を入れる…

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フリーハンドで手描き…ステンシル字体だから簡単だと思っていたが、直線、直角を求められるのでそれなりに難しい…

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な、なんとかこれで勘弁してくだせえ…

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直線直角に苦労したのとサイズを揃えるため胴体側面は外縁部分のみマスキングしてみた。

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タッチアップを繰り返すので結局フリーハンドと変わらない。セロテープをはがすと機番の下のガッシュが剥がれてしまったからちくしょうめかえって藪蛇だ。しかし、それはそれでいい感じの剥がれだったのでそのままにしておいた。怪我の巧妙というか転んでもただは起きないというかヤケのヤンパチというか…

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反対側も同様に…

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右側面尾翼はもうマスキングなしで…

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だんだん手慣れてきた。空母ホーネットのGシンボルは白の円。これまた真円を描くのではなく、真円に見えるように描く。あなたが真円を描く時、真円もまたあなたを描いているのだ。

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胴体と尾翼で字体の雰囲気が違ってしまってらあ。泣けるぜえ…

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気なりだしたら止まらない、尾翼の機番を修正。

実際のところ修正後の方が数字単体ではイビツになってるのだが、パッと見はバランスよく見える。人間が抱く違和感というものは実に微妙なものだ。

 

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ま、このくらい離れればそれなりに見える、、、だろ。

 

さて今回はいろいろな発見があった。

求めているのは完璧な真円、直線を描くことではない。
人の目に真円に見えるように、直線に見えるように
描くこと。

実機通りの完全精密写実主義から解き放たれた心境が今、している。

小磯美術館のあの"荷馬車の絵"を思いだす。近くで見ると車輪はねじれ、木のフレームはよれている。それでも少し離れればそれはまごうことなき車輪であり、フレームはしっかり荷台を支えている。

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”技量”においては画伯にはるか何光年も遅れをとっていようが、少なくとも”心境”においては同じベクトルにあるのではないか。つまりあの荷馬車の絵と我がヘルキャットは、”絵を描く志し”においては同じ平面に立っている、そのくらいまで自惚れてしまった自分がいて苦笑する。なんだか「草枕」の一文のようだ。この心境にいたったものはすべて名作をものするとは言えないが…というくだりである。

…どうも真っ当なスケールモデラーからだんだん離れていく気がする。

 

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