sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

「ブルーマントの海賊王」F4U-1コルセア-6

上面色上塗り

塗膜の乾燥を待って上塗り。

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やや濃い目のガッシュでシーブルーの発色具合をみながら均一に塗りつぶす。
…ホウ先生、せっかくいい味が出たムラをなぜノッペリとならしてしまうのですか?
…コオロギよ、埋めた石は後で掘り出せば良い。"味"とはお前の心の中にこそ存在するのだ。

 

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迷彩塗り分け

零戦と違う所はもう一つあってそれは上面二色の迷彩塗装だ。自分はこの極薄ガッシュ重ねで下地のグレーを透過させることによって質感や褪色ムラの表現をしている。なので通常の塗装の様にマスキングして塗り重ねると具合が悪い。 

前回の零戦52型の時は国籍マーク部分を塗り残したのだが,結果的に境界が汚くなってしまった。

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そこで上面色で一旦全体を塗りつぶし、薄めたマジックリンを浸した綿棒で塗りわけする場所のシーブルーを落として白く抜く。その後、下地のタミヤ アクリルのダークシーグレーからやり直し。極薄ガッシュのインターミディエイトブルーを重ねていく。ここは手間がかかる

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インターミディエイトブルー部分がなんだか平板な仕上がりとなってしまった。あまり下地が透過してくれなかったようでこれは明度差が少な過ぎたか。やり直した部分のシーグレーはホワイトを加えるなどして下地の明度を上げるべきだったかもしれない。ま、次のお楽しみが増えた、と思っておこう。

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主翼下面色。塗り分けはパネルラインに沿っていたので楽だったが……

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カウリング周りの塗り分け。境界線のコントロールが難しい。幸い今回は米海軍のトライカラーなので同系色同士で境界線はあまり目立たず助かった。特に胴体はうまい具合に馬鹿でかい国籍マークで隠れてくれた。

しかし例えばP-40やスピットファイアみたいな雲形迷彩ではどうするか……フリーハンドの腕前はそう易々とは上がりはせん……今後の課題でごわはんど。


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筋骨隆々のアスリートみたいなコルセアらしさが出てきて嬉しい。コルセアの最大の魅力はこの逆ガル翼だ。艦上戦闘機としては最大のネックになったのだが…

ともあれこれで極薄ガッシュの基本塗装は一応終了。この後はお楽しみの剥離による褪色表現。

 

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