バイクによる「チェアツー」が面白くてハマっている。
気軽に出かけられてどこにでも入りこめるチャリんこならチェアリングとの相性はさらに高いはずだと考えた。
「チェアちゃり」では言いにくいので「チェアポタ」とここに勝手に命名する。ゆくゆくは全日本チェアポタ協会を設立して、、、と思ったものの、椅子を積もうにも前かごにはお弁当くらいしか乗らない。無理矢理くくりつけてみたら前輪が小さいせいもあってえらくフラつく。トップチューブにブラ下げると膝が当たって仕方ない。リュックで背負えば肩が凝る。我がミニベロ「クエロくん」は積載量が甚だしく小さいのだ。全日本チェアポタ協会のチェアマンとなるためにはまずはこれを解消せねばならない。
そこで全会一致でリアキャリア導入が議決される。汎用のアルミ製キャリアも考えたが取付で苦労したくなかったし、純正なら見た目もスッキリ収まるはずだ。
やってきた純正キャリアだが。。。
激しく重いのはスチール製なので仕方ないとしても、前後左右にかなり大きな調整幅がある取付構造の大仰さはどうしたことか。調整幅が大きいと取付けはむしろ面倒が多い。キチンと付けないと歪んでしまうので水平器まで持ち出しての作業となる。
純正なんだから車体ステー側の取付位置の寸法は出ているはずで、こんな調整幅は不要だろう。これじゃ汎用品となんら変わらない。まさか中国から納入したフレームがロットによって取付け位置が数cm単位でズレているとか?ひょっとするとブリヂストンの20インチ全車種をこれ一つでカバーするのか?それともどこかの小さなメーカーの汎用品を指定純正品としているだけなのか?
見た目はスマートとはほど遠い。まあ「物を積む」という目的には充分以上だが。