sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

首まで浸からない

趣味はたくさんある。
ご覧のとおりだ。
けれども一つを極めようとはしていない。
それもご覧のとおりだ。

 

 

全て中途半端になるかもしれないが、
少し距離を置いた立ち位置に自分を置くようにしている。
ただひとつの世界にドップリ浸かると周りが何も見えなくなる。

凝り始めると手段が目的と化す。
そのうち麻痺してくる。
門外漢からは途方もないと思えることを平気な顔でやりはじめる。
常軌はキレイさっぱり逸して、「病膏肓に入る」という奴である。

それでも楽しいうちはいい。
それは自己の研鑽もあるから楽しいことばかりとは限らない。
やがて自らの限界を越え、いつしか苦痛となってくる。

しかし、乗り越えた先の楽しさを想像出来ない様な事を続けるのもどうかと思う。

それでは「趣味」ではなく「修行」だろう。