二年振りのロッジ。
同い年のオーナーとナチュラリストの奥様に再開。。
オーナー、さらに渋みが増してるねぇ。
夕食に降りた食堂、先客にはセレブな奥様方がいらっしゃって賑やかだ。
とりあえず独り杯を上げる。。
出てくるお料理は開田特産の野菜が中心。
冬瓜、夕顔、ズッキーニ、
冬瓜、夕顔、ズッキーニ、
(したり顔で書いているがほとんど初めて食べる野菜ばかりだ)
どれもみずみずしく、地鶏のローストにかかったトマトソースも香り高い。
どれもみずみずしく、地鶏のローストにかかったトマトソースも香り高い。
そしてこのトウモロコシ!
開田のトウモロコシは格別で、
口の中で一粒一粒がはじけて甘さが、香りが広がる。
部屋の端にはバックロードホーンスピーカー。
オリジナルではなさそうだ、ミュージシャンは誰だろうか?
オーナーに尋ねると
オーナーに尋ねると
「ええと、なんだろこれ、読めない。フランス人」
といって照れつつ片頬で苦笑い。
といって照れつつ片頬で苦笑い。
そのこだわらなさが、いいなあ。。。なんとなく、心がほだされる。
ウンチク、
ジマン、
ワルクチ、
ナキゴト
なんぞに明け暮れるこんまい人間ばかりの世界から
ジマン、
ワルクチ、
ナキゴト
なんぞに明け暮れるこんまい人間ばかりの世界から
やってきた単車乗りはそう思ったりした。
カウチに移動してそんなオーナーと飲みつつ語り合う。
アイツの笑い話に花が咲く。
アイツの笑い話に花が咲く。
そうそうクマと言えば・・・
今日御嶽に登山していて見かけた、と野生の熊の画像を見せてくれた。
ハードな大自然に対峙しているのだ。
だから口先だけのことは言わないのだろう。
だから口先だけのことは言わないのだろう。
ビールをギネスに変える。
一口一口が旨い。
一口一口が旨い。
やっぱり芳醇なツーリングの一日は芳醇な酒だ。
アルコールが脳細胞のすみずみに届いて、麗しい美酒の薫りが
「あの道のあのコーナーを回ったときの感覚とエンジン音と流れる雲と鮮烈な空気」
平坦な日常なら水臭い発泡酒でも平気だ・・・
心地よい気分と共に部屋に戻る。
一人ぼっちは寂しいが、悲しくはない・・・いやむしろ嬉しい時さえある。
嬉しくて嬉しくて泣けてくるヨ、
とつぶやきつつ笑顔のまま眠りに落ちる。