sig de sig

万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

一人前

さて、そんな田舎道

ツーリングマップルに書かれてる「快走路」なんて言葉を探して、わざわざそこを通るのが我々バイク乗りだ。

いつもうまいネギを送ってくれる私の親戚が住んでいる家の前の道はそんな「快走ハイペース路」のうちのひとつだ。





だから、昨日貴方がブチ抜いたやたらと遅い軽トラも、
畑でとれた白菜積んで走るタダマサおいちゃん達なのかもしれない。
「あんた、そない揺らしよっと野菜がめげちまうがね」
「ほやかてヤスエ、後ろからえれえ勢いで単車が来とってじゃで」


速いバイクに乗る者が偉いのだといわんばかりに、連なってわが物顔で走る。
道ばたに民家があろうが幼稚園があろうがおかまいなし。

こっちには「快走」かもしれんが住む人にとってはどうだか知れたものではない。



なんて、
こんな事は人にとやかく言いたくないし言われたくもない。

バイク乗りがバイク乗りに向かって
「オマエの走りは危ない」
なんざメクソハナクソもいいとこだ。


どうしたってバイクは反社会的な側面を持つ。

交通法規などどこ吹く風、しかし自分の身は自分で守る。



自分で気付いて始めて

一人前のバイク乗り

ってものではなかろうか・・・と思ったり・・・