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万年青二才の趣味三昧、走る、作る、観る、聴く、憩う。

1畳半の工房から

「DB601の眷属たち-1」

ついでにDB601搭載機日本代表として三式戦「飛燕」とも比べてみよう。 飛燕の初飛行はまさに太平洋戦争勃発さなかの1941年12月 部隊配備は1943年6月。 飛燕の細長い主翼が印象的だ。 MC202フォルゴーレが主翼面積16.8m2対し飛燕20m2、と20%ほど広い。特に横…

「翼を並べて」マッキ戦闘機シリーズ

さて模型が完成したら並べて比べてお楽しみのあれこれを始めよう。 マッキシリーズの変遷「マリオの娘たち」 MC200からMC202「世界レベルに」 MC202からMC205「重戦闘機への道」 最後の輝き「5シリーズ」 MC200の素養 翼をもがれた者たちへ マッキシリーズ…

「完成品画像MC202/205」サエッタ&フォルゴーレ23

Macchi C202 "Folgore" マッキMC202フォルゴーレ(電光)は1940年8月に初飛行したイタリア空軍の戦闘機。 MC200サエッタの空冷星型エンジンをドイツの液冷V型DB601に換装した。端的に言うとメッサーシュミットBf109Eの心臓を移植した機体である。 これにより8…

「完成品画像MC200」サエッタ&フォルゴーレ22

Macchi C200 "Saetta" 第二次世界大戦前夜、Bf109、スピットファイアなど全金属製の低翼単葉引込み脚の新鋭戦闘機に刺激され、イタリア空軍が計画した戦闘機競争試作計画「R」で最優秀となったのが本機、MC200サエッタ(稲妻)である。 初飛行はF4Fワイルド…

「晴れの舞台と祭りの後」サエッタ&フォルゴーレ21

展示会に出展の様子。昨年の11月だから3ヶ月ほど前のことになる。 マッキMC202フォルゴーレ マッキMC200サエッタ with イタリアン・パイロット マッキMC205ベルトロ MC202フォルゴーレにDB605エンジンとMG151 20mm機関砲2門を搭載したもの。最高速640km/h。…

「イタリアン・パイロット フィギュア」サエッタ&フォルゴーレ20

時間がない時間がないといいながらこんなモノにまで手を出してたなんて!と言われそうだが、実はこれ、所要時間は一晩です。まあ、色を塗るだけだから。。。むろんサエッタとフォルゴーレが完成してからですよ、浮気だなんてトンデモナイ!ほんの一夜のあや…

「いきなりデカール」サエッタ&フォルゴーレ19

色調補正が終わったので本来ならここでトップコートを吹き、軽くサンディングしたいところだが、もう展示会まであと数日。「緊急指令10-4-10-10」が発令されている状態でそんな悠長なことはしてられない。表題通り、もういきなりデカールを貼ってしまう。 "G…

「紅のサエッタ」サエッタ&フォルゴーレ18

静まれサエッタ、の段 サエッタの吹き付け直後。フォルゴーレとは逆でちょっとグリーンが強く、斑点迷彩の茶系とケンカをしている。黄帯や白三角も同様で各色が勝手に暴れ回っている印象。いざ、これらを平定せむとて筆とりけり。 「うむ、ここは赤だ!」と…

「カエルにされた王子さま」 サエッタ&フォルゴーレ16

迷彩色の謎 一旦休憩 斑点迷彩 迷彩色の謎 さて斑点迷彩の塗装色考証。例のサイトによるとこの斑点は周囲が Giallo mimetico4”ジャーロ・ミメティコ”[迷彩イエロー4]FS 30266。斑点の真ん中がBruno mimetico "ブルーノ・ミメティコ"[迷彩ブラウン]はFS 30215…

「サエッタ緑化計画」 サエッタ&フォルゴーレ15

次はサエッタの番だ。 マーキング 下面色 上面色 マーキング あのケッタイな案山子がダンスをしている機体を選択する。これは斑点迷彩が複雑でややチャレンジングなのだがうまく出来れば模型映えがしそう。フォルゴーレは砂漠迷彩のサンド系なので並べるなら…

「その瞳、榛(ハシバミ)色なるフォルゴーレの君」サエッタ&フォルゴーレ14

いよいよ塗装本番。 コンプレッサーオン!テイク ユア エアブラッシュ!レディ、ゴー! 下面色 上面下地色 斑点迷彩 忘れ物 下面色 Grigio Azzuro Chiaro こいつが大戦後半のイタリア機下面色、とされる。英訳すれば「ライトブルーグレイ」上記サイトのカラ…

「再開イタ公のイタ郎、塗装」サエッタとフォルゴーレ13

新春特別企画「謹賀零戦」は当初3回位で終わるつもりだったのがブログ主がいつもの脳足りんを発揮して妙なところへ傾いてしまい、いつのまにか「零戦筆塗り隊」にレギュラー昇格、「堀越艦上劇場」まで催される騒ぎとなった。そのあおりをくって中断したまま…

並べて比べて楽しいな

相変わらず阿呆な題名で恐縮だが、これもブログ主の精神年齢を現しているものとしてお許しを願う次第なのでございます。 いやホント1/72のプラモデルは並べて比べて見るのが楽しいんだヨ、というお話。1機だけ作るのなら1/48でもいいが。 21型と52型 タミヤ…

「零戦筆塗り隊」完成品画像

完成画像 ハセガワ1/72 零戦52型 ではお目汚しに完成品画像を少々。 零戦52型は1943年8月に初飛行した。この後52甲,52乙,52丙と続く零戦最大生産数の型式となる。 長砲身高初速の改良型20mm機銃を搭載。格闘性能よりも速度、武装を重視。 主翼を32型同様の11…

「零戦筆塗り隊」その十一 ”五二完成ス“

息も絶え絶えラストスパート!ゴールは間近だ。 機番問題 トップコート 風防その他小物 機番問題 零戦も52型くらいになると尾翼の機番のサイズも随分と小さくなる。これも制空権を失いつつある証か。字が小さくなると老眼モデラーにとっての手描き難易度が飛…

「零戦筆塗り隊」その十 ”「味」か、ただの「疵」か"

そろそろ、、、 日の丸問題 筆塗り&デカール 日の丸問題 円が歪んでいる。 黒フチがヨレている。主翼だけでも烏口コンパスを使えば良かったか。。。 …いくら筆塗りでもこれを「味」と豪語するほど自分の面の皮は厚くない。 デッサンの狂った旦那芸の素人水彩…

「零戦筆塗り隊」その九  ”荒ぶる魂"

前回気になった日の丸問題だが、 あまり一箇所ばかり凝視すると全体像が見えなくなってもいけない。ここは少し目先を変えよう。(我々はそれを"現実逃避"と呼ぶ) カウリング アクリル絵の具の恩恵 ウェザリング ロクデナシ カウリング カウリング色を調色。…

「零戦筆塗り隊」その八 ”色褪せたライジング サン"

懸案の日の丸に筆を入れる。丸描いてちょん、てなわけにはいくまい。 日の丸 褪色&剥がれ表現 オマケ 日の丸 相変わらず右翼の下面のチキンスターター。 ファレホのバーミリオンを使用。ケガキのラインに沿って慎重に塗り進める。 米軍が撮影した敗戦直後に…

「零戦筆塗り隊」その七 ”風雨と灼熱の南方焼け"

零戦筆塗りの二回目である。 筆目を入れる 全体カバー塗り 筆目を入れる この日は細筆に持ち替え、あえてムラを加えていく。筆塗りを選択した時点で精密でキレイで平滑な模型作りは目指していない。迫力、実感、雰囲気重視なのはもとからだが、そこに凄み、…

「零戦筆塗り隊」その六 ”雅の水彩零戦"

では零戦に筆で色を塗ろう。 いつまで正月気分でおるのだとお叱りを受けそうなので今回から見出しを変更した。相変わらずお題が馬鹿なのはブログ主の頭脳を素直に表してるものとお許しを乞う次第である。最初は正月休みにチャチャッと作る積りだったのが筆塗…

「謹賀零戦」その五 ”筆塗りに昂る"

塗装なのである。今回は筆塗りでいく。 正月からエアブラシ を使うと縁起が良くないという言い伝えが自分の生まれた地方にある、、、訳がない。ま、コタツでミカンを食べながらお気楽に呑気に、がコンセプトの「謹賀零戦」企画だ。ラッカーシンナーだのコン…

「謹賀零戦」その四 ”風防枠攻略の巻"

いつまでも現実から逃げ回っていてばかりもいられない。もうP-47のキャノピーでも付けっちまおうかと思ったが、そういうわけにもいかん。いつかモデラーは揺るぎない決意を固めゼロの風防に立ち向かって筆をとらねばならぬ。筆、といってもフリーハンドでゼ…

「謹賀零戦」その三 ”地獄の風防枠"

風防の枠が多いことで過去あまたの同志を挫折させ、涙を飲ませてきた悪名高い飛行機の名前は?といえばモデラーであれば誰しも「それはゼロファイターだ!」と叫ばずにいられないだろう。あまりの被害者の多さに「ゼロの風防とドッグファイトしてはならない…

「謹賀零戦」その二 ”士の字の士は武士の士"

正月といっても親戚づきあいやら初詣やら新年行事やらがあってなかなか忙しい日々が続きますが、そんななか、年の初めの試しとて作りおりまするハセガワ1/72の52型も立派な零戦になりつつありますれば。。 エンジン 士の字 コクピット エンジン しかしコレ、…

「謹賀零戦」その一 ”正月はゼロ戦"

本年もよろしくお願い申し上げる次第でございます。 また正月早々馬鹿なタイトルで恐縮だが、「イタ公のイタ郎、サエッタとフォルゴーレ」連載途中ではあるものの、新年特番として1/72零戦52型の製作記事をば。 正月はゼロ戦 ハセガワのゼロ リベット 胴体 …

「はてなの翼」1/48サエッタとフォルゴーレ-12

前回短い文章にしたらどうも読み応えがないようだ。一つでは散漫だし通して読むと余計グダグダである。なのでやはり書きたい分だけ書くことにする。読みやすさも考慮して目次と見出しを入れるようにしてみた。 「サフ吹き」 「上反角」 「翼端失速問題」 「…

「排気管は何処に向かう」1/48サエッタとフォルゴーレ-11

これだけ空気の流れに気を使ったサエッタのカウリングなのに排気管は機軸に対して90度真下に向いている。これじゃ工場の排水口である。 機体側面の気流を乱したくなかったのか、ホットエアが表面のアルミ合金に当たらないようにと考えたのか、、、よくわから…

「秘密のオイルクーラー」1/48サエッタとフォルゴーレ-10

サエッタのカウリング前縁部が金属色なので最初はグラディエーターなどと同じく排気集結管だと思っていたが、実は全体が細い銅管で出来ていて、なんとこれがサエッタのオイルクーラーなのである。 日本機などでアゴ下にオイルクーラーがある機体はよく見かけ…

「面妖なる涙滴コブ」1/48サエッタとフォルゴーレ-9

ナニコレ? 飛行機の部品にはとうてい見えない。 「ミクロイドSのジェットセミダーか?」などと思っていたが、実は両サイドにコブが寄り添ったエアインテイクだった。コブの方は涙滴型にして空力にこだわっているのに何故かこのインテイクだけ真四角で焼肉屋…

「カウリング狂想曲」1/48サエッタとフォルゴーレ-8

AFVモデラーはキャタピラを一枚一枚手編みする忍耐力を有する。 艦船モデラーはゴマ粒の様な対空機銃を針ネズミの様に植え付ける緻密さを持つ。 勤勉実直な彼らに対し驚嘆と畏敬の念を抱かずにはおられない。 我々飛行機モデラーといえば3つ以上の同じ部品に…