暮れなずむ蓼科の山道に街灯などありはしない。対向車も前走車も滅多といないから前後左右は真の闇。バイクのライトだけが頼りである。おまけに濃い霧が出てきた。「♪夜霧よ今夜も、ありがとおおう〜♪」なんて唄ってる場合ではない。「夜霧の峠道」なんざ単…
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